１４年 第20節 週間ＭＶＰ

　今節はセネタースが2勝0敗2分、ジャイアンツが5勝1敗、阪急が3勝1敗1分、金鯱が2勝2敗1分、南海が2勝2敗、タイガースが2勝2敗、名古屋が2勝3敗、ライオンが0勝3敗、イーグルスが0勝4敗であった。



週間ＭＶＰ

投手部門

　阪急　高橋敏　２

　シーズン序盤は素晴らしい安定味を見せていた高橋敏は中盤戦以降覚えられたのか成績が上がらなかったが今節は2勝１セーブで抜群の安定味を見せた。


　金鯱　中山正嘉　４

　30日のタイガース戦では若林忠志との投げ合いを制して気魄の完封。



打撃部門

　名古屋　加藤正二　２

　今節21打数9安打5得点6打点3四球1盗塁、二塁打1本、本塁打2本。二週連続で文句なしの受賞となった。


　南海　鶴岡一人　３

　今節15打数8安打2得点2打点1四球、二塁打1本。




殊勲賞

　南海　宮口美吉　１

　23日のタイガース戦では一世一代の好投を見せて完封勝利。


　金鯱　小林茂太　１

　25日の名古屋戦で延長11回表に決勝ホームランを放つ。


　セネタース　柳鶴震　２

　30日の名古屋戦で8回表に決勝タイムリーを放つ。




敢闘賞

　ジャイアンツ　中尾輝三　１

　今節2勝0敗。イーグルス戦の完封はともかく阪急戦でも完投勝利。


　イーグルス　望月潤一　２

　その中尾と投げ合ったジャイアンツ戦では10四球を出したものの川上哲治に打たれた2安打のみの抑える。



技能賞

　ジャイアンツ　千葉茂　１

　今節22打数8安打。走者を進塁させるバッティングは天下一品。


　タイガース　門前真佐人　１

　24日のジャイアンツ戦で先制タイムリー。更に景浦の中前打で一塁から一気にホームを陥れる快走を見せる。