2012年4月30日月曜日

14年 名古屋vs金鯱 11回戦


10月22日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 2 0 0 0 4 名古屋 33勝52敗4分 0.388 西沢道夫
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 金鯱   31勝52敗3分 0.373 中山正嘉


勝利投手 西沢道夫   6勝9敗
敗戦投手 中山正嘉 21勝18敗


二塁打 (名)加藤
本塁打 (金)野村 1号

西沢道夫2安打完投
 
 六位、七位、八位争いが熾烈を極めている。ここまで名古屋が32勝52敗4分の勝率3割8分1厘で六位、金鯱が31勝51敗3分の3割7分8厘で七位、ライオンが31勝51敗5分で同率七位タイとノーゲーム差、勝率3厘の中に三チームがひしめき合っている。


 名古屋先発の西沢道夫、金鯱先発の中山正嘉、両投手の投げ合いで3回まで両チーム無安打無得点。


 名古屋は4回、一死後大沢清が中前にこの試合両チーム通じての初安打、加藤正二が左前打で続いて無死一二塁、ここで大沢が三盗に成功、パスボールで加藤も二塁に進んで一死二三塁、中村三郎が左前に先制の2点タイムリーを放って2-0とする。


 名古屋は5回、二死後村瀬一三が中前打で出塁すると二盗に成功、しかし桝嘉一は遊ゴロに倒れる。


 名古屋は6回、先頭の大沢が二遊間に内野安打、加藤が左翼線に二塁打を放って無死二三塁、中村は三振に倒れるが三浦敏一が中前に2点タイムリーを放って4-0と突き放す。


 5回までノーヒットの金鯱は6回裏、先頭の濃人渉が右前に初ヒット、しかし五味芳夫の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー、野村高義が左翼スタンドにホームランを叩き込んで1-4とする。


 結局西沢道夫が許したヒットは6回の2安打のみ、西沢は2安打4四球2三振の完投で6勝目をあげる。


 名古屋は中山正嘉から7安打を奪ったがその全てを4回~6回に集中させて快勝した。大沢清と加藤正二でチャンスを作り、中村三郎と三浦敏一が決めた。
 
 
 
 
                 *西沢道夫は2安打完投で6勝目をあげる。
 

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