月間MVP
投手部門
タイガース 若林忠志 1
今月は当代を代表する3人の投手による争いとなった。
若林忠志は8試合に登板して6勝2敗2完封。54回3分の2を投げて防御率0.82、WHIP1.12、奪三振率1.83。
野口二郎は10試合に登板して6勝2敗。68回3分の1を投げて防御率1.32、WHIP0.83、奪三振率4.84。
スタルヒンは10試合に登板して5勝2敗2セーブ2完封。61回3分の2を投げて防御率1.61、WHIP1.12、奪三振率5.70。
スタルヒンの2敗は野口と若林に負けたものでスタルヒンは脱落。野口二郎の奮闘は高く評価できるが内容に優る若林忠志の受賞となった。
打撃部門
名古屋 加藤正二 1
打撃部門は3人の争いとなった。
加藤正二は今月15試合で59打数20安打7得点16打点10四球3盗塁、二塁打4本、三塁打2本、本塁打2本。打率3割3分9厘、出塁率4割3分5厘、長打率5割7分6厘、OPS1.011であった。
中島治康は今月13試合で51打数18安打8得点12打点7四球1盗塁、二塁打2本、三塁打3本、本塁打1本。打率3割5分3厘、出塁率4割3分1厘、長打率5割6分9厘、OPS1.000であった。
皆川定之は今月12試合で39打数14安打7得点8打点6四球1盗塁、二塁打2本、三塁打1本、本塁打0本。打率3割5分9厘、出塁率4割4分4厘、長打率4割6分2厘、OPS0.906であった。
加藤正二と中島治康は同じカテゴリーの打者なので比較は容易であり、加藤が優り中島は脱落した。加藤正二と皆川定之はカテゴリーの違う打者であり比較は難しい。皆川は今月の首位打者であり、「打力が弱い」という通説を覆す活躍であった。当ブログのコンセプト的には皆川の受賞となるところであるが、加藤正二の爆発力が評価された。
*皆川定之の息子で1971年パ・リーグ新人王の皆川康夫の東映時代のサイン。
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