2012年4月28日土曜日

14年 阪急vsライオン 12回戦


10月20日 (金) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 3 2 0 0 0 0 5 阪急     54勝29敗2分 0.651 高橋敏 森弘太郎 石田光彦
0 0 3 1 2 0 1 0 X 7 ライオン 30勝51敗5分 0.370 菊矢吉男 福士勇


勝利投手 菊矢吉男 14勝18敗
敗戦投手 高橋敏     16勝7敗
セーブ   福士勇 1


二塁打 (阪)日比野 (ラ)井筒
三塁打 (ラ)鬼頭


両チーム合計11失策
 
 阪急は3回まで無安打無得点。


 ライオンは3回裏、一死後水谷則一が四球を選んで出塁、坪内道則の右前打で一死一二塁、鬼頭数雄の中前タイムリーで1点を先制、この打球をセンターのフランク山田伝が後逸する間に坪内が還って2-0、鬼頭も三塁に進み室井豊の右犠飛で3-0とする。


 阪急は4回、先頭の上田藤夫が左前打で出塁、山下好一が四球を選んで無死一二塁、黒田健吾の投ゴロで上田は三封、日比野武のショートへの内野安打で一死満塁、菊矢吉男からの二塁牽制が悪送球となる間に白球を拾ってショート山本尚敏から二塁ベースカバーに入ったセカンド西端利郎に送球されるがこれが暴投となり三走山下好一が還って1-3、なお無死二三塁から伊東甚吉の遊ゴロを山本が弾く間に黒田が還って2-3、室井がパスボールを犯して3-3の同点に追い付く。


 ライオンは4回裏、先頭の山本が四球で出塁、井筒研一の三ゴロをサード黒田が二塁に悪送球、西端の二ゴロは「4-6-3」と渡ってゲッツー、二死三塁からキャッチャー日比野の三塁牽制が悪送球となって山本が還り4-3と勝ち越す。


 阪急は5回、先頭の山田の遊ゴロをショート山本が一塁に悪送球する間に山田は二進、西村正夫は四球を選んで無死一二塁、上田が右前にタイムリーを放って4-4の同点、一死後黒田の遊ゴロを山本が今度は三塁に悪送球する間に西村が還って5-4と逆転する。


 ライオンは5回裏、先頭の坪内が右前打で出塁、鬼頭が右中間に三塁打を放って5-5の同点として阪急先発の高橋敏をKO、二番手に森弘太郎が登場、一死後岡本利之の二ゴロで三走鬼頭がホームに突っ込みセカンド伊東甚吉がバックホームするがセーフ、野戦となって6-5と再逆転する。


 ライオンは6回から先発の菊矢吉男に代えて二番手として福士勇をマウンドに送る。


 ライオンは7回、一死後岡本の遊ゴロをファーストの石井武夫が落球、二死後井筒が左中間にタイムリー二塁打を放って7-5として逃げ切る。


 得点経過を見ると逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームであるが阪急は4失策、ライオンは7失策を記録、ライオンのショート山本尚敏は4回、5回の2失策ずつを含めて5失策を記録した。


 菊矢吉男は5イニングを投げて3安打4四球2三振、5失点であったが自責点はゼロで14勝目をあげる。福士勇は4イニングをリリーフして1安打1四球無三振無失点、当ブログルールによりセーブが記録される。

0 件のコメント:

コメントを投稿