6月13日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 24勝10敗 0.706 荒木政公 石田光彦
0 2 1 0 0 2 0 0 X 5 金鯱 10勝26敗 0.278 中山正嘉
勝利投手 中山正嘉 7勝10敗
敗戦投手 荒木政公 3勝1敗
二塁打 (金)山本
中山正嘉、完投で7勝目
金鯱は2回、一死後中山正嘉が三塁に内野安打、瀬井清が右翼線にヒットを放ち中山は三塁に進む。瀬井が二盗を決めて一死二三塁、長島進の左犠飛で1点を先制、山本次郎が左中間に二塁打を放って2-0とする。
金鯱は3回、先頭の野村高義が中前打で出塁、阪急ベンチは先発の荒木政公を下げてリリーフに石田光彦をマウンドに送る。小林茂太の遊ゴロをショート田中幸雄が二塁に悪送球、古谷倉之助の右翼線タイムリーで3-0とする。
阪急は6回、先頭の西村正夫が四球で出塁、一死後黒田健吾の三ゴロをサード山本が一塁に悪送球する間に西村が快足を飛ばしてホームに還り1-3とする。
金鯱は6回裏、先頭の瀬井が四球で出塁、長島が送って山本の二ゴロの間に瀬井は三塁に進む。ここで瀬井がホームスチールを企てるとキャッチャー日比野武が前に出過ぎて打者・五味芳夫を妨害。この場面を翌日の読売新聞は「沢主審の『三塁走者がスティール・ホームを企てている時に捕手が打撃を妨害したのだから打者に一塁を与え三塁走者の生還を許した』という判定によって瀬井の生還が認められた。」と伝えている。更に五味が二盗に成功、佐々木常助が左前にタイムリーを放って5-1として試合を決める。
中山正嘉は3安打7四球5三振の完投で7勝目をあげる。中山は過去においても岡田源三郎監督がマスクを被ると好投を見せるように、人生意気に感じるタイプタイプなのではないでしょううか。全員五分刈りに燃えているようである。
金鯱打線は12安打の猛攻を見せる。野村高義が5打数3安打、九番の山本次郎が4打数2安打1打点の活躍であった。
*中山正嘉は完投で7勝目をあげる。
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