2011年10月26日水曜日

14年 ライオンvsジャイアンツ 4回戦

5月28日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 ライオン        13勝14敗4分 0.481 福士勇
0 1 1 0 0 0 0 1 X 3 ジャイアンツ 22勝10敗       0.688 中尾輝三 川上哲治


勝利投手 川上哲治 4勝3敗
敗戦投手 福士勇     4勝5敗


三塁打 (ラ)玉腰
本塁打 (ジ)千葉 1号


リリーフ川上が粘り切る


 ジャイアンツは2回、一死後平山菊二の三ゴロをサード柳沢騰市が一塁に悪送球、アチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)が中前打、ダブルスチールを決めて永澤富士雄は三振に倒れて二死二三塁、吉原正喜の遊ゴロをショート山本尚敏が一塁に悪送球する間に平山が還って1点を先制する。

 ライオンは3回、一死後福士勇が四球で出塁、トップに返り坪内道則も四球を選んで一死一二塁、玉腰年男も四球で一死満塁、続く水谷則一の初球に吉原が捕逸を犯して1-1の同点、カウントがツーボールとなったところでジャイアンツ先発の中尾輝三が降板して川上哲治がマウンドに上る。中尾はストライクが入らなくなると延々と四球を出し続けるようだ。しかし川上もストライク一つの後、ボールを二つ続けて水谷四球で一死満塁、この四球は中尾に記録されている。鬼頭数雄の二ゴロ併殺崩れの間に坪内が還って2-1と逆転、この場合は鬼頭に打点が記録される。

 ジャイアンツは3回裏、二死後千葉茂が右翼スタンドにホームランを叩き込んで2-2の同点に追い付く。

 ジャイアンツは4回以降永澤の1安打のみ、5回~7回は三者凡退に抑えられる。ライオンも4回から7回まで室井豊の左前打のみ。

 ライオンは8回、一死後玉腰が右中間に三塁打と勝ち越しのチャンスを迎える。しかし水谷の投ゴロに玉腰が飛び出し「1-5-2-6」と転送されてタッチアウト。

 ジャイアンツは8回裏、一死後白石敏男が四球を選んで出塁、二死後白石が盗塁、千葉が四球を選んで二死一二塁、中島治康のショートへの内野安打の間に白石が好走塁を見せて二塁から一気にホームを陥れて3-2と勝ち越す。

 ライオンは9回、先頭の室井が二塁に内野安打、西端利郎は三振、山本に代わる代打菊矢吉男も三振、中野隆雄が右前打を放って二死一二塁、しかし福士に代わる代打岡本利之が遊ゴロに倒れて試合終了を告げるサイレンが高々と鳴り響く





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