2011年10月16日日曜日

428打数115安打 ⑤


 久々のシリーズ復活となります。浅村栄斗は10月16日現在428打数115安打、打率2割6分9厘となっています。この程度の成績で何故当ブログで取り上げるのか、疑問に思う方が100%を占めていると思われますので、本日はその謎解きといきます。


 最も分かりやすい理由は、9月末時点での打率が2割4分2厘であった事にあります。すなわち、10月に入って12試合で打率を2分7厘上げてきたということです。10月の成績は12試合で41打数21安打、打率5割1分2厘というものです。本日のソフトバンク戦は4打数2安打ではありましたが、最終回4対4の同点に追い付いて一打サヨナラの場面で打席が回ってきたにもかかわらずセンターフライに倒れています。こう言う場面で打ったらんかい!!まだまだ修行が足らないと痛切に感じたことでしょう。


 このシリーズが6月25日付けブログ「143打数40安打 ④」以来の更新となった理由はその後打っていないからです。プロのバットマンであれば、打てなくなればファンに見捨てられるのは当然のこと。サルは木から落ちてもサルですが、バットマンは打てなくなればただの木偶の坊です。


 浅村栄斗を推す理由は、その抜群のセンスにあります。3年夏の甲子園、常葉菊川との決勝で見せた二塁走者を三塁に刺したプレーが起源です。このプレーはユーチューブでも見ることができますので、見逃した方は是非ご覧になってください。バッティングでも内角球の捌き方は天性のものです。


 春と秋の成績は良し。となれば課題は簡単。241打数54安打、打率2割2分4厘と低迷した中だるみを克服することのみです。


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