2011年8月31日水曜日

14年 タイガースvs名古屋 3回戦

4月19日 (水) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 0 0 0 1 0 0 0 5 タイガース 12勝6敗1分 0.667 三輪八郎 若林忠志 西村幸生
1 0 0 0 0 1 1 0 0 3 名古屋      5勝9敗2分 0.357 松尾幸造 村松幸雄


勝利投手 若林忠志 3勝2敗
敗戦投手 松尾幸造 2勝5敗
セーブ   西村幸生 1


二塁打 (名)加藤
三塁打 (タ)本堂
 
松木謙治郎3安打、川上に迫る


 タイガースは初回、先頭の松木謙治郎の三ゴロをサード中村三郎が一塁に悪送球、本堂保次が左中間に三塁打を放って1点を先制、ジミー堀尾文人が遊失に生きて二盗、富松信彦四球で無死満塁、伊賀上良平の三ゴロで本堂が本封かと思われたがキャッチャー服部受弘が後逸する間に本堂に続いて二走堀尾もホームインして3-0、一死後広田修三が四球を選んで一死満塁、三輪八郎が押出し四球を選んで4-0とする。

 名古屋は1回裏、石田政良、村瀬一三が連続四球、一死後加藤正二の左前タイムリーで1点返して1-4とする。タイガースは三輪八郎では持たないと判断したのか、2回から早くも二番手に若林忠志をマウンドに送る。

 タイガースは6回、一死後松木謙治郎が二塁に内野安打、更にセカンド村瀬の悪送球で松木は二塁に進む。本堂の三塁内野安打で一死一三塁、堀尾の遊ゴロの間に松木が還って5-1とする。

 名古屋は6回裏、一死後加藤の遊ゴロをショート皆川定之がエラー、中村三郎の右前打で一死一三塁、鈴木秀雄に代わる代打大沢清が右前にタイムリーを放って2-5とする。大沢はファースト鈴木に代わって一塁の守備にはつかず、サードの中村がファーストに回りショートの芳賀直一がサードに回り大沢に代わって天野竹一がショートに入っているので、矢張り大沢は怪我からようやく復帰してきたがまだ守備につける状態では無いようである。

 名古屋は7回、先頭の芳賀が中前打で出塁、石田の右前打で芳賀は三塁に向かうがライト御園生崇男からのバックサードにタッチアウト。しかし村瀬四球で一死一二塁、桝嘉一の中前タイムリーで3-5とする。タイガースはここで西村幸生をリリーフに送り、西村が後続を抑えて逃げ切る。

 名古屋は6失策と乱れ、松尾幸造は6イニングを投げて失点5であるが自責点はゼロであった。


 タイガースでヒットを打ったのは三人だけ。松木謙治郎は5打数3安打2得点、今季通算70打数27安打、打率を3割8分6厘に上げて首位を行く川上哲治の4割1分6厘に迫ってきた。本堂保次は先制三塁打を含む4打数2安打1得点1打点、途中出場でライトに入った御園生崇男が4打数2安打、御園生は7回に三塁送球で芳賀を刺して守備でも魅せた。

 本日で甲子園シリーズが終了し、22日から堺大浜球場に舞台は移る。









0 件のコメント:

コメントを投稿