2011年8月2日火曜日

14年 タイガースvsイーグルス 1回戦

3月29日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 2 0 0 4 タイガース  4勝3敗       0.571 御園生崇男
0 1 0 0 0 1 0 1 0 3 イーグルス 1勝4敗1分 0.200 望月潤一 亀田忠

勝利投手 御園生崇男 3勝1敗
敗戦投手 望月潤一     0勝2敗

二塁打 (タ)門前、松木
三塁打 (イ)寺内
本塁打 (タ)本堂 1号

ジミー堀尾文人、決勝タイムリー


 イーグルスは2回、一死後杉田屋守が死球、木下政文の三塁内野安打で一死一二塁、二死後伏見五郎が左前にタイムリーを放って1点を先制する。

 タイガースは2回、御園生崇男が一塁への内野安打、一死後門前真佐人が左翼線に二塁打を放って一死二三塁、しかし森国五郎の投ゴロに御園生が飛び出し三本間に挟まれてタッチアウト。翌日の読売新聞によると「タ軍も劈頭から望月の曲球をよく打ち捲り2回には・・・一死後門前は曲がり込むインドロップを痛烈に左翼に二塁打・・・」とのこと。望月潤一は成長ぶりを伝えられているが、その分マークもきつくなり得意のドロップを狙われたようだ。

 タイガースは3回、先頭の松木謙治郎が一塁線を破る二塁打、続く本堂保次が左翼スタンドに逆転ツーランを叩き込んで2-1とする。

 御園生の前に3回~5回を無安打に抑えられていたイーグルスは6回、先頭の寺内一隆が右中間に三塁打、山田潔四球で一三塁、太田健一が右前に同点タイムリーを放って2-2としてなお無死一三塁、中河美芳の投ゴロで一死二三塁、杉田屋の中飛に二走太田が飛び出してしまい8-4と渡ってダブルプレー。

 望月の前に4回~6回を三者凡退に抑えられていたタイガースは7回、門前遊ゴロ、奈良友夫三ゴロで二死無走者、ここから何と皆川定之、松木、本堂が三者連続四球、ジミー堀尾文人が左前に2点タイムリーを放って4-2として望月をKO、リリーフに亀田忠が登場して後続を抑える。

 イーグルスは8回、一死後寺内が四球で出塁、山田が送って二死二塁、太田が右前に今日2本目のタイムリーを放って3-4と追い上げるがここまで。

 御園生崇男は安定したピッチングで5安打3四球1死球3三振の完投で三連勝。

 イーグルスは望月潤一と早実時代の同期・太田健一が2本のタイムリーを放ったが6回の杉田屋の中飛に飛び出した拙走が痛かった。望月も折角味方が追い付いた直後に突然の四球連発で決勝点を許し、イーグルスは南海と同率の最下位に転落した。


 この試合では両チームのキャッチャー陣はホームプレートを死守し捕逸はゼロ。3月26日のイーグルスvs名古屋戦から八試合連続記録されたパスボール症候群は何とか治まったようである。





     *御園生崇男は相変わらずの安定した投球で三連勝。






2 件のコメント:

  1. 父の決め球のドロップを狙い打ちされたのは、やはり、プロ野球、厳しい世界ですね。それと肝心なところで四球を出してしまう癖もでてしまって、4点取られては勝てません。悪くとも2点までで踏ん張らないと。

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  2. 野口二郎、荒木政公、村松幸雄、中尾輝三と続々と有望新人がデビューしてきました。望月投手ももう若手とは言っていられないですね。

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