2011年8月23日火曜日

14年 ジャイアンツvsタイガース 2回戦

4月16日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 ジャイアンツ 10勝5敗       0.667 川上哲治 スタルヒン
0 0 0 0 5 0 0 0 X 5 タイガース   10勝6敗1分 0.625 御園生崇男

勝利投手 御園生崇男 6勝1敗
敗戦投手 スタルヒン    5勝3敗

三塁打 (ジ)水原


ジャイアンツ守乱

 序盤戦とは言えこれ以上ジャイアンツに引き離されたくないタイガースは好調御園生崇男で必勝態勢。

 ジャイアンツは3回、一死後永澤富士雄が右前打で出塁、白石敏男が一二塁間に内野安打、水原茂が右翼線に三塁打を放って2点を先制、千葉茂の右前打で3-0とする。続く中島治康の遊ゴロは「6-4-3」のゲッツー。

 4回まで川上哲治に2安打に抑えられてきたタイガースは5回、一死後皆川定之の三ゴロをサード水原茂が一塁に悪送球、松木謙治郎四球で一死一二塁、ジミー堀尾文人の二ゴロは4-6と渡るがショート白石がエラー、この場面を翌日の読売新聞は「(セカンド=筆者注)井上の出足が遅く二封に飛び込んだ白石は球を手にせぬ前に二塁を踏み越える・・・(記録は白石の失策)」と報じている。一死満塁となってジャイアンツはここで川上をファーストに回してスタルヒンを投入する。松廣金一は捕邪飛、読売新聞によると「吉原がネットに身を委せて辛うじて捕える絶好の美技」とのこと。富松信彦が押出し四球を選んで1-3、伊賀上良平が中前に2点タイムリーを放って3-3の同点、一走富松が三塁に走りセンター千葉は三塁に送球するがこれが悪送球となる間に富松も還って4-3と逆転、伊賀上も二塁に進み本堂保次の二ゴロをセカンド井上がエラーする間に伊賀上が還って5-3とする。この回の5得点で川上に3失点、スタルヒンに2失点が記録されているが共に自責点はゼロである。

 御園生崇男は8安打3四球2三振の好投を見せてハーラー単独トップの6勝目をあげる。








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