5月15日 (水) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 阪急 15勝10敗3分 0.600 石田光彦 森弘太郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 イーグルス 13勝13敗1分 0.500 亀田忠
勝利投手 石田光彦 4勝4敗
敗戦投手 亀田忠 9勝7敗
セーブ 森弘太郎 1
二塁打 (阪)上田 (イ)中河、亀田
勝利打点 井野川利春 1
石田-森の完封リレー
阪急は7回まで5安打無得点、イーグルスは7回まで6安打無得点。イーグルスは亀田忠が投げ続けているが阪急は7回、先発の石田光彦がこの回先頭の岩垣二郎に四球を与えると森弘太郎をリリーフに送って後続を抑える。
阪急は8回、一死後西村正夫に代わる代打浅野勝三郎が四球を選んで出塁、フランク山田伝は左飛に倒れるが上田藤夫が右翼線に二塁打を放って二死二三塁、井野川利春の三塁内野安打がタイムリーとなって1点を先制、黒田健吾が右前にタイムリーを放って2-0とする。
森弘太郎は8回、先頭の岡田福吉に左前打を許すが寺内一隆を遊ゴロ、中河美芳を遊ゴロ併殺に打ち取る。9回は一死後亀田に右中間二塁打を打たれるが岩垣に代わる代打菅利雄を一飛、竹内功に代わる代打杉田屋守を二ゴロに打ち取り、3イニングを投げて2安打無四球1三振無失点と好リリーフを見せる。
試合経過からも分かるように現行ルールであれば森弘太郎に勝利投手が記録されるが公式記録では石田光彦に勝利投手が記録され、森には当ブログルールによりセーブが記録される。
決勝のタイムリー内野安打を放ってプロ入り初の勝利打点を記録した井野川利春は32歳のルーキーとなるが年齢のとおり球歴は古く、昭和6年、9年の全日本チームにも名を連ねている。戦後も活躍を続け、1954年には東映フライヤーズ初代監督を務めることとなる。
*石田光彦、森弘太郎による完封リレー。
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