2012年9月2日日曜日

15年 南海vsライオン 4回戦



5月12日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 1 0 0 0 0 2 4 南海       8勝18敗1分 0.308 劉瀬章 政野岩夫
0 1 1 0 2 0 0 3 X 7 ライオン 8勝19敗1分 0.296 菊矢吉男

勝利投手 菊矢吉男 6勝6敗
敗戦投手 政野岩夫 2勝4敗

二塁打 (ラ)西端、鬼頭
三塁打 (南)国久 (ラ)鬼頭

勝利打点 鬼頭数雄 2


鬼頭数雄猛打炸裂

 南海は初回、先頭の岩出清が中前打で出塁、藤戸逸郎の一ゴロの間に岩出は二進、岡村俊昭は遊飛に倒れるが国久松一の遊ゴロをショート松岡甲二が一塁に悪送球する間に岩出が還って1点を先制する。

 ライオンは2回、先頭の玉腰年男が四球で出塁、戸川信夫は中飛に倒れるが広田修三の中前打で玉腰が三塁に進み一死一三塁、松岡の右犠飛で1-1の同点とする。

 ライオンは3回、一死後西端利郎が左中間に二塁打、南海はここで先発の劉瀬章に代えて政野岩夫をマウンドに送る。野村高義が四球を選んで一死一二塁、鬼頭数雄が右前にタイムリーを放って2-1と勝ち越す。

 南海は4回、先頭の岡村が四球で出塁、国久の投ゴロでランナーが入れ替わり国久が二盗に成功、吉川義次の三ゴロの間に国久は三進、山尾年加寿の遊ゴロを松岡が再びタイムリーエラーして2-2の同点とする。

 ライオンは5回、一死後野村が右前打で出塁、鬼頭が右中間に三塁打を放って3-2と再度勝ち越し、玉腰の右犠飛で4-2とする。

 ライオンは8回、一死後坪内道則の三ゴロをサード藤戸がエラー、西端は四球、野村が右前打を放って一死満塁、鬼頭が右中間に二塁打を放って6-2、玉腰がこの日2本目となる右犠飛を打ち上げて7-2と突き放す。

 南海は9回、一死後岡村が四球から盗塁に成功、国久が右中間に三塁打を放って3-7、吉川四球で一死一三塁、山尾の遊ゴロの間に国久が還って4-7とするが最後は末崎隆行に代わる代打平野正太郎が遊飛に倒れてゲームセット。

 菊矢吉男は4安打4四球4三振4失点の完投で6勝目をあげる。


 鬼頭数雄は5打数3安打1得点4打点、二塁打1本、三塁打1本。今季通算110打数38安打3割4分6厘として首位打者に君臨している。二位は大沢清で3割3分3厘、三位は苅田久徳で3割3分、四位は川上哲治で3割1分8厘、五位はカイザー田中義雄で3割1分4厘、六位は清水秀雄で3割1分3厘と続いている。

 ライオンの三番野村高義は5打席2打数2安打2得点3四球、五番玉腰年男は5打席1打数無安打2打点2四球2犠飛であった。





                 *菊矢吉男は4安打完投で6勝目をあげる。















      *鬼頭数雄が猛打を見せつける。











 

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