5月14日 (火) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 14勝10敗3分 0.583 山田伝 森弘太郎
0 0 3 0 0 0 0 1 X 4 金鯱 8勝16敗1分 0.333 古谷倉之助 内藤幸三
勝利投手 古谷倉之助 3勝5敗
敗戦投手 山田伝 1勝1敗
セーブ 内藤幸三 1
二塁打 (金)室脇
三塁打 (金)森田
勝利打点 室脇正信 1
室脇正信決勝二塁打
阪急はフランク山田伝が今季2度目の先発。山田は今季4度目の登板となるがこれが最後の登板となり、次にマウンドに上がるのは昭和19年のこととなる。昨年は九球団随一の豊富な投手陣を誇った阪急も高橋敏と荒木政公が兵役で抜けて重松通雄が故障で投げられず浅野勝三郎もこの後登板が見られなくなるので故障の可能性がある。石田光彦も安定身を欠いているので森弘太郎におんぶに抱っことなっており猫の手も借りたい状況に陥っている。
金鯱は3回、瀬井清が四球で出塁、五味芳夫の投ゴロでランナーが入れ替わり五味が二盗に成功、佐々木常助が四球を選んで一死一二塁、ここで室脇正信が左中間を抜いて二者を迎え入れて2点を先制、室脇もバックホームの隙を突いて三塁に進み、森田実の中前タイムリーで3-0とする。
阪急は6回、3月25日以来のスタメンとなった西村正夫が中前打で出塁、上田藤夫は右飛に倒れ、山下好一の二ゴロでランナーが入れ替わり黒田健吾が左前打を放って二死一二塁、山田の三ゴロをサード瀬井が一塁に悪送球する間に山下好一が還って1-3とする。
金鯱先発の古谷倉之助は久しぶりにのらりくらり投法が冴えて6回まで6安打無四球2三振1失点の好投を見せる。金鯱は7回から古谷をファーストに回して内藤幸三をマウンドに送り逃げ込みを図る。
阪急は6回から先発の山田伝をセンターに回して森弘太郎をリリーフに送る。
金鯱は8回、一死後森田実が右中間に三塁打、長島進の左犠飛で貴重な追加点をあげて4-1とする。
内藤は3イニングを2安打2四球5三振に抑えて当ブログルールによりセーブを記録する。古谷のドロップから内藤の剛球へのスイッチが効果的であった。
5月5日にプロ入り初出場初ヒットを記録した森田定雄はこの日4打数2安打を記録してプロ入り初のマルチヒット、ここまで7試合に出場して17打数6安打、3割5分3厘を記録している。
*古谷倉之助がのらりくらりと3勝目、内藤幸三が剛球でセーブを記録する。
*森田定雄はプロ入り初のマルチヒットを記録する。
0 件のコメント:
コメントを投稿