アメリカン・リーグ本塁打王争いが激烈となってきました。ジョシュ・ハミルトンが43号を放って単独ホームラン王に返り咲きました。高目のチェンジアップという最も飛ぶ球をいつものようにワンポイントで叩いた打球は右中間最深部と言うよりほとんどセンターオーバー、FOXの画像では正確には確認できませんがアッパーデッキまで飛んだバカでかい当りのようです。アダム・ダンは外に逃げるツーシームをバックスクリーンに40号、更に同じような球を右中間最深部に41号と2発放ちました。過去40本ちょうどを4回記録しているダンにとって41本は2004年に46本を記録して以来のこととなります。エンカーナシオンも右中間最深部に41号を流し打ち、グランダーソンも右中間最深部のアッパーデッキに40号を叩き込みました。
5本ともセンター方向への当りであることにご注目ください。メジャーで40本打つにはこのバッティングができないと無理です。中田には期待はしていますがどこまで応えてくれることやら。ミゲール・カブレラだけが蚊帳の外で42本のままでした。
アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞争いも激しくなっています。数字的にはジャスティン・バーランダーが抜けかけてきましたが昨年が良すぎただけに今年はインパクトに欠ける。ジェレッド・ウィーバーの安定身は突出していると思いますが投球回数と奪三振が少ない。WHIPは1.00とトップですがこちらもバーランダーが1.06と迫ってきました。デービッド・プライスも数字的には候補ですがWHIP1.12では苦しいか。フェリックス・ヘルナンデスは単純に今年の成績ではバーランダーより落ちるでしょう。プライスが苦しくヘルナンデスはバーランダーより下でバーランダーは二年連続の壁を越えられそうにないとなると、消去法でジェレッド・ウィーバーが選出されるというのが当ブログの見解です。
*本日2発放って41号としたアダム・ダンの直筆サイン入りカード。
0 件のコメント:
コメントを投稿