2012年9月19日水曜日

三冠への道 2012 ⑨



 さあ皆さん、歴史の目撃者になりましょう。本日のミゲール・カブレラは4打数3安打6打点2本塁打、アメリカン・リーグのワイルドカードレーストップをいくアスレチックスを粉砕しました。


 6打点の内容は、ライトへの犠牲フライで1点、肩口から入るカーブをレフトアッパーデッキに39号ソロホームラン、内角中寄りに入ったストレートを左中間最深部に満塁ホームランで6打点です。もう1本のヒットは右中間を真っ二つに破る二塁打でした。


 打率を3割3分3厘に上げて首位打者をキープして二位マイク・トラウトに6厘差、打点は129点でトップに立って二位ジョシュ・ハミルトンに6点差、ホームランは40本でエドウィン・エンカーナシオンに並びトップのジョシュ・ハミルトン42本に2本差と迫ってきました。1967年のカール・ヤストレムスキー以来45年振りとなる三冠王が現実味を増してきました。コメリカ・パークには「MVPコール」が響き渡っています。



 ナショナル・リーグMVP争いではバスター・ポージーの可能性が高まってきました。サイ・ヤング賞投票は数値基準を重視する定量評価に重点が置かれますが、MVPは数値基準だけでなく定性評価も重視されます。バスター・ポージーは若いながらもキャッチャーとしての評価が高く、西地区首位を独走するサンフランシスコ・ジャイアンツをソフト面を含めて引っ張っている点が評価されているようです。ルーキー時代から冷静な精神面が高く評価されていました。現在93打点ですが100打点に乗せてくれば可能性大でしょう。







 

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