7月5日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 2 0 0 2 4 0 0 0 9 タイガース 21勝4敗 0.840 藤村富美男 景浦将
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 名古屋 9勝20敗 0.310 松尾幸造
勝利投手 藤村富美男 4勝1敗
敗戦投手 松尾幸造 3勝8敗
セーブ 景浦将 3
二塁打 (タ)山口、藤村 (名)桝
タイガース、優勝に向けて驀進
名古屋は第一試合に三連続四球で降板した松尾幸造が先発。当初の予定では第一試合は松尾がリリーフ、第二試合は森井茂の先発だったと思われる。
タイガースは初回、本堂保次、藤村富美男が連続四球、松尾幸造は2試合で5連続四球となった。山口政信が送って景浦将の三ゴロの間に本堂が還って1-0と先制する。更に2回、又も先頭の伊賀上良平が四球、藤井勇が右前打、一死後岡田宗芳の投ゴロを松尾は二塁に送球するがこれをセカンド鈴木秀雄が失して一死満塁、トップに返り本堂の右犠飛で2-0としてなお一三塁、ダブルスチールを決めて藤井が生還して3-0とする。
タイガースは5回、この回先頭の藤村のキャッチャーフライをキャッチャー倉本信護がフェアグラウンドで落球して無死一塁、山口の左中間二塁打で藤村が還り4-0、景浦の投ゴロで山口は三進、松木謙治郎がスクイズを決めて5-0とする。続く6回、広田修三中前打、岡田左前打、本堂中前タイムリー、藤村左中間タイガース二塁打で7-0、山口四球、景浦の遊ゴロの間に本堂が還って8-0、松木の右前タイムリーで9-0とする。
名古屋は6回裏、この回先頭の鈴木が右前打、一死後松尾四球、二死後トップに返り桝嘉一が左中間にタイムリー二塁打、続く石田政良が左前にタイムリーを放ち2-9とするが、7回からリリーフに出た景浦に後続を抑えられてこのままゲームセット。
桝嘉一は4打数2安打、石田政良は5打数2安打で今季通算3割4分4厘と3割4分3厘で現在首位打者の中島治康3割5分7厘に迫ってきた。
タイガースはこれで今季21勝4敗となり、第二試合のジャイアンツ戦に勝てばマジック6が点灯する。
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