2011年2月18日金曜日

13年春 ライオンvs金鯱 5回戦

7月14日 (木) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 2 0 0 0 0 3 ライオン 8勝24敗 0.250 菊矢吉男 近藤久
0 1 0 0 2 0 2 1 X 6 金鯱   12勝21敗 0.364 中山正嘉


勝利投手 中山正嘉 8勝6敗
敗戦投手 菊矢吉男 7勝17敗


佐々木常助、3打数3安打


 7月7日付け読売新聞は来期からライオンの監督が小西得郎から高田勝生に交代し、高田は選手兼任で就任すると伝えている。

 ライオンは初回、一死後この日もショートに入っている山本尚敏が左前打で出塁、水谷則一の二ゴロで山本は二進、四番大友一明が左前にタイムリーを放って1点を先制する。

 金鯱は2回、四番小林茂太が中前打で出塁、古谷倉之助は左飛に倒れるが小林茂が二盗を決めて更にワイルドピッチで三進、中山正嘉の二ゴロの間に小林茂が還って1-1の同点とする。
 ライオンは5回、一死後煤孫伝の遊ゴロをショート瀬井清がエラー、中野隆雄中前打で一三塁、中野が二盗を決めて日野弘美の二ゴロをセカンド江口行男が低投して三走煤孫に続いて二走中野もホームに還って3-1としてなお一死二塁。しかし中山正嘉はくさらず坪内道則を右飛、山本を三振に打ち取る。ライオンとしてはここで追加点が欲しかったところであり、中山がここで粘ったことが結果的に勝因となった。

 金鯱は5回裏、この回先頭の佐々木常助が右前打で出塁、五味芳夫の三前送りバントをファースト桜井七之助がエラーして一三塁、五味が二盗を決めて無死二三塁、しかし江口は投ゴロ、瀬井は一邪飛に倒れて二死二三塁、ライオンは満塁策をとらず無類の勝負強さを誇る小林茂太と勝負するが小林茂は中前に同点タイムリーを放って3-3とする。

 シーソーゲームに決着をつけたのは金鯱7回の攻撃、又もや先頭の佐々木が左前打で出塁、五味の三前送りバントが内野安打となり更にサード中野が一塁に大暴投して一走佐々木は一挙にホームに還り4-3として五味も三塁に進み、キャッチャー日野のパスボールで五味が還って5-3とする。更に8回、二死から七番松元三彦、八番武笠茂男、九番佐々木常助の三連打で1点を追加して6-3とする。

 中山正嘉は8安打2四球4三振の完投、チーム12勝のうちの8勝目をあげてエースとしての地位を固めてきた。九番佐々木常助が3打数3安打2得点1打点の活躍であった。

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