11月29日 (月) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 4 0 1 0 5 10 ライオン 19勝28敗1分 0.404 菊矢吉男
0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 阪急 16勝29敗3分 0.356 中田武夫
勝利投手 菊矢吉男 13勝10敗
敗戦投手 中田武夫 3勝9敗
二塁打 (ラ)中野 (阪)堀尾、山下好
三塁打 鬼頭
中野隆雄、猛打賞
六位ライオンを1ゲーム差で追う阪急は本日のダブルヘッダーに連勝すれば六位に浮上する。
阪急は2回、一死後宇野錦次が三失に生き、二死後島本義文の右前打で一三塁、島本盗塁後、キャッチャー原一朗の捕逸で宇野が還り1点を先制する。
初回の一死満塁のチャンスを逸したライオンは5回、先頭の中野隆雄四球、柳澤騰市左前打、原一朗も左前打で続き無死満塁、坪内道則の三ゴロで中野は本封、大友一明が中前に2点タイムリーを放って2-1と逆転。鬼頭数雄四球で再度一死満塁、水谷則一の二ゴロで鬼頭が二封される間に坪内が還って3-1、キャッチャー島本の二塁牽制が悪送球となり大友が還って4-1とする。
ライオンは7回、鬼頭の右翼線三塁打で1点追加して5-1。阪急は8回、ジミー堀尾文人右中間二塁打、黒田健吾左前打、山下好一右翼線二塁打で2-5、キヨ野上清光の右犠飛で3-5と反撃を開始。しかしライオンは9回、5安打に敵失を絡めて5点を追加して試合を決める。
菊矢吉男は6安打3四球6三振の完投でハーラー四位タイとなる13勝目をマークする。ライオンは当面のライバル阪急に快勝して六位を確定させる。中野隆雄が4打数3安打の猛打賞、中野は終盤に来て固め打ちを見せており、18日の名古屋戦でも5打数4安打であった。
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