2010年11月21日日曜日

12年秋 ジャイアンツvsイーグルス 7回戦

11月26日 (金) 洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 ジャイアンツ 30勝18敗      0.625 スタルヒン 成田友三郎
0 0 3 0 0 0 0 0 X 3 イーグルス 28勝18敗2分 0.609 中河美芳


勝利投手 中河美芳  13勝5敗
敗戦投手 スタルヒン 15勝8敗


二塁打 (ジ)スタルヒン、伊藤 (イ)ハリス


バッキー・ハリス、逆転二塁打


 ダブルヘッダーの第二試合、ジャイアンツは今季最終戦となる。

 ジャイアンツは2回、二死から内堀保が左前打で出塁、スタルヒンが右翼線にタイムリー二塁打を放って1点を先制する。更に3回、一死後三番伊藤健太郎が左前打、中島治康中前打で一死一二塁、筒井修の二塁ベース寄りのゴロをセカンドサム高橋吉雄が捕って自らベースを踏み中島は二封、高橋はゲッツーを狙って一塁に転送するがこれが暴投となって伊藤が生還して2-0とする。

 イーグルスは3回裏、一死後辻信夫が右前打で出塁、漆原進が左前打で続いて一死一二塁、寺内一隆の投ゴロをスタルヒンは三塁に投げるがこれが悪送球となる間に辻が還って1-2、二番ピッチャー中河美芳の遊ゴロで二死二三塁、ここでバッキー・ハリスが中越えに逆転二塁打を放って3-2とリードする。

 リードすると中河のピッチングは冴える。3回までは5安打を許したが、4回以降ジャイアンツ打線を3安打無得点に抑え、結局8安打2四球2三振の完投で13勝目。ジャイアンツは4回から登板の成田友三郎がイーグルス打線を無得点に抑える好投を見せる。

 イーグルスとしては澤村に中河をぶつけたかったところ。今のスタルヒンなら畑福でも投げ勝っていたのではないか。ダブルヘッダーに連勝して逆転二位を狙うならば澤村に中河で行くべきであったと思うが、当時は予告先発は無かったと思われますので致し方が無かったか。



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