11月30日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 0 0 0 0 0 0 2 6 金鯱 23勝25敗1分 0.479 中山正嘉
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 セネタース 20勝27敗1分 0.426 浅岡三郎
勝利投手 中山正嘉 7勝9敗
敗戦投手 浅岡三郎 4勝8敗
二塁打 (金)平川
三塁打 (金)中山
金鯱、四位を確保
金鯱は初回、一死後江口行男が遊失に生き、矢野槇雄左前打、小林茂太死球で満塁、黒澤俊夫の右犠飛で1点を先制してなお二死一三塁、小林茂が二盗を決めると相原輝夫が右前に2点タイムリーを放ち3-0、絶好調スリム平川喜代美が左中間を破るタイムリー二塁打を放って4-0と鮮やかな先制攻撃で主導権を握る。
セネタースは2回、中村民雄、野口明の連打とキャッチャー相原のエラーで1点を返すがその後は中山正嘉を打てず、3回の今岡謙次郎の右前打以降はノーヒットに抑えられる。
金鯱は9回、四球に歩いた平川を中山の三塁打で還し、島秀之助の右犠飛で6-1として最終ダブルヘッダーに連勝し、四位を決定する。
中山正嘉は今季最終戦を3安打3四球4三振の完投で7勝目。島秀之助は現役最後の試合を5打数無安打で終えることとなったが、最後の打席はライトへの犠牲フライでであった。昭和12年当時は犠牲フライは記録されず飛球として記録されているため5打数無安打となるが、現行ルールであれば4打数無安打であった。
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