11月18日 (木) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 3 4 0 2 0 0 2 13 ライオン 16勝27敗 0.372 菊矢吉男
0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 名古屋 11勝31敗3分 0.262 木下博喜 繁里栄 田中実
勝利投手 菊矢吉男 10勝10敗
敗戦投手 田中実 2勝1敗
二塁打 (ラ)中野2、桜井、菊矢 (名)岡本
三塁打 (名)大沢
中野隆雄、5打数4安打3打点
ライオンは初回、坪内道則中前、大友一明左前の連打と四番水谷則一の四球で一死満塁、桜井七之助のショートへの内野安打と悪送球で2点を先制する。名古屋は2回、田中実が左前打で出塁、高木茂の投ゴロを菊矢吉男がエラー、小坂三郎が右前にタイムリーを放って1-2とする。
ライオンは3回、一死後水谷が左前打、桜井四球、菊矢左前タイムリー、中野隆雄が左翼線にタイムリー二塁打、名古屋は木下博喜から繁里栄にスイッチ、柳澤騰市死球、原一朗押出し四球で3点をあげて5-1。更に4回、先頭の大友が四球、鬼頭数雄一塁内野安打から重盗、水谷四球で無死満塁、名古屋は繁里を下げて下げてサード田中実をマウンドに上げてファースト大沢清がサードに入りファーストには岡本利三を入れる。ここで桜井が右前に2点タイムリー、菊矢の左翼線二塁打で1点追加してなお二三塁、中野の三ゴロの間に桜井が還ってこの回4点、9-1として試合を決める。
名古屋は4回、大沢の右翼線三塁打と田中実の右翼線タイムリーで1点を返すが、ライオンは6回、桜井の二塁打と中野のタイムリー等で2点、9回にも中野の内野安打から原のタイムリー等で2点を加えて13対2で大勝。
菊矢吉男は6安打4四球3三振の完投で10勝目をあげる。五番桜井七之助が4打数3安打3打点、六番菊矢が5打数2安打3打点、七番中野隆雄が5打数4安打3打点であった。
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