2014年2月24日月曜日

16年 朝日vs大洋 7回戦


8月1日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 朝日 14勝32敗 0.304 福士勇
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 大洋 27勝16敗 0.628 浅岡三郎

勝利投手 福士勇   10勝17敗
敗戦投手 浅岡三郎 7勝2敗

二塁打 (大)西岡
本塁打 (朝)伊勢川 1号、鬼頭 1号

勝利打点 鬼頭政一 5

ファインプレー賞 (朝)室脇正信 1、岩田次男 1 (大)織辺由三 1


伊勢川真澄、鬼頭政一が本塁打

 朝日は2回、先頭の伊勢川真澄がレフトポール際にホームランを叩き込んで1点を先制する。

 大洋は2回裏、二死後西岡義晴がセンター右にヒット、佐藤武夫が中前打、山川喜作が右前打と三連打で二死満塁、続く織辺由三の当りは「1-6-4」で一走山川が二封されてスリーアウトチェンジ。織辺の記録は投ゴロとなっているが、ピッチャー福士勇が弾いた打球をショート前田諭治がバックアップして二塁ベースカバーに入ったセカンド五味芳夫に送球して一走を二封したものです。
 


 大洋は3回、先頭の苅田久徳の三ゴロはサード岩田次男のファインプレーに阻まれてワンアウト、森田実が左前打を放って一死一塁、濃人渉の三ゴロを今度は岩田が後逸して一死一二塁、この日四番に入った石井豊が7級ファウルで粘って中前に同点タイムリーを放ち1-1と追い付く。

 大洋は4回、先頭の西岡が左中間二塁打、佐藤、山川が連続四球で無死満塁、織辺は二飛に倒れて二死満塁、トップに返り苅田の痛烈な当りが三遊間を襲うが二走佐藤に当たってしまい守備妨害、森田実大洋が三振に倒れてこの回無得点。

 朝日は6回、二死後鬼頭がレフトスタンドに決勝ホームランを叩き込んで2-1とする。

 福士勇は8安打を打たれながら1失点、自責点ゼロの完投で10勝目をあげる。


 朝日は5安打であったが2本の本塁打で大洋を粉砕した。


 この試合の開始時刻は2時ちょうど、終了時刻は3時間35分で試合時間は1時間35分と記録されている。この程度の得点の試合だと1時間10分程度で終了するのが通常ですが翌日の読売新聞によると大洋3回の攻撃で起きた守備妨害に対して「大洋の抗議となったが取り上げられず」とのことで中断が20分程度あったようです。







              *福士勇は8安打5四球5三振、自責点ゼロの完投で10勝目をあげる。










 

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