2014年2月16日日曜日

16年 朝日vs名古屋 7回戦


7月27日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 朝日     13勝31敗 0.295 野村高義 山本秀雄 福士勇
0 0 0 2 0 0 0 0 X  2 名古屋 20勝24敗 0.455 村松幸雄
 
勝利投手 村松幸雄 5勝3敗
敗戦投手 山本秀雄 4勝9敗

勝利打点 服部受弘 2


村松幸雄、今季2度目の完封

 名古屋は2回、先頭の吉田猪佐喜が右翼線にヒット、吉田は一塁を回って二塁を狙うがライト鬼頭政一からの返球にタッチアウト、服部受弘が四球を選んで一死一塁、芳賀直一の中飛をセンター坪内道則が好捕して一塁に送球、飛び出していた一走服部は戻れずダブルプレー。

 名古屋は4回、先頭の桝嘉一が四球で出塁、大沢清は中飛に倒れるが、吉田も四球を選んで一死一二塁、服部が左前に先制タイムリーを放って1-0、一走吉田は三塁に進み、芳賀の三ゴロをサード岩田次男がエラーする間に三走吉田が還って2-0とする。

 名古屋は5回、先頭の村松が二塁への内野安打とセカンドエラーで二塁に進み、木村進一が四球を選んで無死一二塁、朝日は4回から先発の野村高義に代わってマウンドに上がっていた山本秀雄を下げて三番手としてエース福士勇を注ぎ込む。牧常一は投飛に倒れるが桝が四球を選んで一死満塁、しかし大沢は浅い右飛、吉田は中飛に倒れる。

 名古屋は6回も芳賀と村松の左前打で二死一二塁とするが木村は三振。7回も3四球で一死満塁とするが服部の二ゴロが「4-6-3」と転送されてダブルプレー。


 名古屋は5回以降再三のチャンスを潰して追加得点を挙げられなかったが、村松幸雄が粘りの投球を見せて5安打2四球3三振で今季2度目の完封、5勝目をあげる。翌日の読売新聞によると「村松の曲球はよく極って」とのことで技巧派ぶりを発揮したようだ。


 朝日は3回、一死後戸川信夫が左前打で出塁するが坪内の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。5回も先頭の室脇正信が左前打で出塁、一死後山本の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は7回、先頭の鬼頭が左前打、一死後伊勢川真澄も左前打を放つが室脇の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。9回、先頭の坪内が四球を選んで出塁、前田諭治の遊ゴロでランナーが入れ替わり一死一塁、8回から鬼頭に代わってライトに入っている内藤幸三の当りは一塁トライナー、ファースト大沢がそのまま一塁ベースを踏んで無補殺併殺で試合終了。4つの併殺を決めた名古屋が守り勝った試合であった。





          *村松幸雄は朝日打線を5安打に抑えて今季2度目の完封、5勝目をあげる。







 

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