2014年2月17日月曜日

16年 阪急vs阪神 7回戦


7月27日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 阪急 24勝20敗 0.545 森弘太郎
0 0 0 0 0 0 4 4 X  8 阪神 23勝21敗 0.523 三輪八郎 若林忠志

勝利投手 若林忠志   9勝7敗
敗戦投手 森弘太郎 15勝5敗

二塁打 (神)若林、松木、松下

勝利打点 松下繁二 1


7連続ヒット

 阪急先発の森弘太郎は6月21日からの夏季シリーズに入ってここまで8試合に登板、56回3分の2を投げて33安打14四球9三振で自責点は4。防御率0.64、WHIP0.83の成績で須田博、野口二郎と激しく月間NVP争いを繰り広げている。この試合でも6回まで阪神打線を1安打無四球に封じて5度の三者凡退を記録する。

 ところがその森が突然崩れた。

 阪神は7回、先頭の皆川定之が死球を受けて出塁、この死球で森のリズムが乱れたようだ。カイザー田中義雄が投前に送りバントを決めて一死二塁、松木謙治郎の右前打で一死一三塁、松下繁二が中前に先制タイムリーを放って1-0、松尾五郎は捕邪飛に倒れるが、野口昇が左前にタイムリーを放って2-0、若林忠志の左中間二塁打で二者還り4-0とする。

 阪神は8回、一死後皆川が右前打で出塁、田中が中前打で続きワイルドピッチで一死二三塁、松木が右翼線に二塁打を放って6-0、松下の左中間二塁打で7-0、松尾の左前タイムリーで8-0とする。打者走者の松尾は二塁を欲張ってタッチアウトとなるが野口が左前打、若林の四球を挟んで森国五郎も右前打、トップに返り宮崎剛が遊ゴロに倒れて追加点はならなかったが四球を挟んで7連続ヒットを記録した。


 4回からリリーフにマウンドに上がった若林忠志は6イニングを1安打無四球1三振無無失点に抑えて9勝目をあげる。


 森弘太郎は8失点すべてが自責点で6~7月の成績を防御率1.67、WHIP0.94に落として月間MVP争いから脱落した。







        *7回、8回に森弘太郎を粉砕した阪神打線。











 

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