8月1日 (金) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名古屋 21勝25敗 0,457 松尾幸造 岡本敏男 森井茂 西沢道夫
0 0 0 0 1 0 4 0 X 5 巨人 33勝10敗 0.767 中尾輝三
勝利投手 中尾輝三 11勝3敗
敗戦投手 松尾幸造 0勝4敗
二塁打 (名)服部、石丸 (巨)中尾
勝利打点 千葉茂 3
猛打賞 (巨)中島治康 5
中尾輝三、2安打完封
名古屋は3回二死まで8人連続凡退で4三振。木村進一が四球でチーム初出塁するが二盗に失敗。
巨人は3回まで無安打。4回、一死後川上哲治が四球、中島治康の中前打で一死一二塁、しかし吉原正喜の右飛に一走中島が飛び出し「9-3」と渡ってダブルプレー。
巨人は5回、一死後中尾輝三が中前打、平山菊二は三振に倒れるがトップに返り呉波が四球を選んで二死一二塁、水原茂の当りは一邪飛となって万事休すと思われたところファースト三浦敏一が落球して命拾いした水原が四球を選んで二死満塁、名古屋ベンチはここで先発の松尾幸造から岡本敏男にスイッチするが、千葉が押出し四球を選んで1点を先制する。
巨人は6回、先頭の中島が中前打、吉原が死球を受けて無死一二塁、名古屋ベンチはここで岡本から三番手の森井茂にスイッチ、白石敏男の送りバントは森井が三塁に送球して二走中島は三封、ここで重盗を決めるが中尾は投ゴロに倒れて二死二三塁、平山が四球を選んで二死満塁とするが呉が左飛に倒れてスリーアウトチェンジ。
巨人は7回、先頭の水原が四球で出塁、千葉は右飛に倒れるが川上の二ゴロをセカンド石丸進一がエラーして一死一三塁、川上が二盗に失敗して二死三塁、中島の右前タイムリーで2-0、吉原が左前打で続き、白石の右前タイムリーで3-0、この打球をライト吉田猪佐喜が後逸する間に一走吉原も還って4-0、中尾の左間二塁打で5-0として試合を決める。
中尾輝三は2安打4四球10三振で今季4度目の完封、11勝目をげる。名古屋の放った安打は2回服部受弘、8回石丸進一による2本の二塁打だけであった。
*中尾輝三は名古屋打線を2安打に抑えて今季4度目の完封。
*中尾に2安打に抑えられた名古屋打線。ヒットの2本は服部と石丸の二塁打であった。
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