2013年7月30日火曜日

15年 黒鷲vsライオン 13回戦


11月29日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 2 3 2 0 0 0 8 黒鷲      46勝50敗4分 0.479 亀田忠 中河美芳
1 0 0 0 0 0 5 0 0 6 ライオン 23勝73敗4分 0.240 菊矢吉男 井筒研一 福士勇 山本秀雄

勝利投手 亀田忠 26勝21敗
敗戦投手 福士勇   7勝21敗
セーブ     中河美芳 2

二塁打 (黒)中河
三塁打 (黒)木下

勝利打点 山田潔 4


亀田忠、ヨレヨレの26勝目

 黒鷲は初回、一死後杉田屋守が四球で出塁するが寺内一隆の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 ライオンは初回、先頭の坪内道則が三前にセーフティバントを決め、村上重夫の遊ゴロの間に坪内は二進、更に三盗を決めて一死三塁、灰山元章は三振に倒れるが、鬼頭数雄が左前にタイムリーを放って1点を先制する。

 黒鷲は2回、先頭のサム高橋吉雄が左前打で出塁、亀田忠も左前打で続いて無死一二塁、しかし中河美芳の二ゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から木下政文が右前にタイムリーを放って1-1の同点とする。

 黒鷲は3回、先頭の岩垣二郎が四球で出塁、ここでライオンベンチは先発の菊矢吉男から井筒研一にスイッチ、2回から杉田屋に代わってライトの守備に入っている太田健一が四球を選んで無死一二塁、寺内一隆の投ゴロで二走岩垣は三封、高橋が四球を選んで一死満塁、亀田の遊直にに二走寺内が飛び出しダブルプレー。黒鷲は3イニング連続ゲッツーを喫した。

 黒鷲は4回、先頭の中河美芳が左中間に二塁打、ライオンベンチは井筒に代えて三番手として福士勇をマウンドに送る。木下の三ゴロで二走中河が飛び出しサード鬼頭政一が二塁に送球、中河は三本間に挟まれるがセカンド戸川信夫からの送球を鬼頭(弟)が落球して中河は二塁に戻り無死一二塁、清家忠太郎の三前バントが内野安打となって無死満塁、山田潔の右犠飛で2-1、トップに返り岩垣の右前タイムリーで3-1とする。

 黒鷲は5回、先頭の大田が2打席連続四球を選んで出塁、二死後亀田が中前打、中河が左前にタイムリーを放って4-1、木下の右中間三塁打で二者還って6-1と突き放す。ライオンベンチは四番手として山本秀雄をマウンドに送り、清家は二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 黒鷲は6回、先頭の山田が右前打、トップに返り岩垣は三前にバントヒット、5回から太田に代わってライトに入っている谷義夫が右前にタイムリーを放ち7-1としてなお一死一三塁、寺内は遊飛に倒れるが、高橋の三塁内野安打で三走岩垣が還って8-1とダメ押したかに見えた。

 ライオンは7回反撃を開始、6回まで7三振6四球の亀田忠のコントロールはますます乱れ、山本、坪内、村上に12球連続ストライクが入らず三者連続ストレートの四球、灰山がツースリーから押出しの四球を選んで2-8、鬼頭(兄)の左犠飛で3-8、鬼頭(弟)がワンスリーから四球を選んで一死満塁、戸川がツースリーから押出し四球を選んで4-8、黒鷲ベンチはここで亀田を下げてファーストの中河をマウンドに送る。伊勢川眞澄は三振に倒れて二死満塁、加地健三郎が中前に2点タイムリーを放って6-8と追い上げる。


 中河美芳は8回、9回のライオンの反撃を無安打に抑える。亀田忠は6回3分の1を投げて137球で3安打12四球7三振6失点とヨレヨレのピッチングながら26勝目をあげる。好リリーフの中河には当ブログルールによりセーブが記録される。水島新司作・野球狂の詩で岩田鉄五郎が登場するのは「よれよれ18番」でした(笑)。










           *亀田忠は6回3分の1を投げて12四球ながら26勝目をあげる。











 

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