11月17日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 2 0 0 0 3 6 翼 51勝37敗10分 0.580 金子裕 三富恒雄 浅岡三郎
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 黒鷲 45勝49敗4分 0.479 中河美芳
勝利投手 浅岡三郎 12勝9敗
敗戦投手 中河美芳 7勝13敗
二塁打 (翼)佐藤、高橋、織辺、小林 (黒)木下
本塁打 (翼)小林 4号
勝利打点 小林茂太 7
小林茂太4打点
黒鷲は初回、二死後寺内一隆の三ゴロをサード横沢七郎がエラー、サム高橋吉雄が左前打を放って二死一二塁、中河美芳が左前打、二走寺内は強引にホームに突っ込み、タイミングはアウトであったがレフト織辺由三からのバックホームをキャッチャー佐藤武夫が後逸する間に寺内がホームイン、1点を先制する。
翼は3回、先頭の苅田久徳が四球で出塁、横沢が送って一死二塁、高橋輝彦が左翼線にヒット、送球の間に高橋が二塁に進んで一死二三塁、小林茂太の遊ゴロで二走高橋が一瞬飛び出すとショート山田潔は二塁に送球、しかし高橋はセーフ、野選が記録されて一死満塁、柳鶴震の右犠飛で1-1の同点に追い付く。
翼は5回、先頭の苅田が左翼線にヒットを放つが二塁を欲張りタッチアウト、二死後高橋が左中間に二塁打、小林が左翼スタンドに決勝のツーランホームランを叩き込んで3-1と逆転する。
翼は9回、先頭の織辺が左中間に二塁打、トップに返り苅田の一塁内野安打で無死一三塁、一死後高橋が中前にタイムリーを放って4-1、小林が右中間に止めの二塁打を放って6-1として勝負を決める。
小林茂太が5打数3安打1得点4打点、二塁打1本、本塁打1本の活躍を見せた。当ブログでは「戦前最高のクラッチヒッター」と呼んでいます。小林は今季限りでプロ野球を去ることとなる。恐らく応召でしょう。小林はプロで通算10本の本塁打を記録しましたが、本日の本塁打が通算10本目となります。今季は49打点を記録しますが、中島治康、川上哲治、吉田猪佐喜に次いで第四位、首位打者の鬼頭数雄を上回ることとなります。
*小林茂太が4打点を記録した翼打線。
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