１５年 金鯱vs阪神 １３回戦

11月16日 （土） 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 金鯱 ３３勝５９敗７分 0.359 長尾貞利 松本利一 内藤幸三
1 0 2 1 1 2 0 1 X  8 阪神 ６０勝３５敗３分 0.632 藤村隆男
 
勝利投手 藤村隆男 ６勝２敗
敗戦投手 長尾貞利 ２勝４敗

二塁打　（金）濃人　（神）藤村
三塁打　（神）松尾

勝利打点　伊賀上良平　５


藤村隆男、今季5度目の完封

　阪神は初回、一死後皆川定之が中前打、本堂保次の右前打で一死一二塁、伊賀上良平が中前に先制タイムリーを放って1-0とする。

　金鯱ベンチは2回から早くも先発の長尾貞利に代えて二番手として松本利一を投入する。

　阪神は3回、先頭のジミー堀尾文人が左翼線ヒットから二盗に成功、皆川は三直に倒れるが、本堂が左翼線にタイムリーを放って2-0、伊賀上の三ゴロで本堂は二封、松尾五郎は中前打、中田金一が三塁に内野安打して二死満塁、土井垣武が押出し四球を選んで3-0とする。

　阪神は4回、一死後堀尾が中前打から二盗に成功、皆川は四球を選んで一死一二塁、本堂が左前にタイムリーを放って4-0、金鯱ベンチは松本に代えて内藤幸三を投入、内藤が後続を抑えてスリーアウトチェンジ。

　阪神は5回、先頭の中田がストレートの四球、土井垣は右前打、藤村隆男は四球を選んで一死満塁、パスボールの間に三走中田が還って5-0とする。

　阪神は6回、先頭の伊賀上がストレートの四球、松尾は中飛に倒れるが中田が中前打、中田の代走に松木謙治郎を起用、土井垣の一ゴロの間に二者進塁して二死二三塁、藤村が左越えに二塁打を放って7-0とする。

　阪神は8回、先頭の松尾が右中間に三塁打、松木は三振に倒れるが、土井垣が中前にタイムリーを放って8-0とする。

　藤村隆男は9安打5四球7三振で今季5度目の完封、6勝目をあげる。


　金鯱打線は相変わらず好調で9安打を放ったが無得点に終わった。


　阪神打線も相変わらず好調で、15安打8得点を記録した。本堂保次が5打数3安打2打点、堀尾、松尾、中田、土井垣、藤村が2安打ずつと爆発した。




　　　　　　　　　　　　　　　　＊藤村隆男は今季5度目の完封で6勝目をあげる。

　　　　　＊15安打を放った阪神打線。