2010年9月6日月曜日

12年秋 イーグルスvs金鯱 2回戦

9月23日 (木) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 3 1 0 0 2 7 イーグルス  7勝7敗  0.500  畑福俊英 藤野文三郎
0 3 4 0 0 0 0 1 X 8 金鯱            7勝6敗  0.538  鈴木鶴雄 古谷倉之助


勝利投手 鈴木鶴雄 2勝2敗
敗戦投手 畑福俊英 5勝5敗
セーブ       古谷倉之助 1


二塁打 (イ)中河 (金)小林茂、相原、鈴木、黒澤
三塁打 (イ)杉田屋


岡田マジック、激戦を制す


  イーグルスは初回、杉田屋守の当りは中前へ、これをセンター島秀之助が後逸し、杉田屋は一挙ホームに還り1点を先制。

 金鯱は2回、一死後小林茂太が左中間に二塁打、瀬井清四球後、相原輝夫が右中間に二塁打を放って1-1の同点。鈴木鶴雄が中前にタイムリーを放って2-1と逆転、江口行男四球後、島が初回のエラーを帳消しとする中犠飛を放って3-1とする。
 金鯱は3回、先頭の小林利蔵が四球で出塁、黒澤俊夫が右中間を抜く二塁打で無死二三塁、小林茂の中犠飛で4-1、瀬井三前内野安打、相原四球で一死満塁、鈴木鶴雄が左中間を破る二塁打を放って6-1、江口の遊ゴロの間に相原が還り7-1と突き放す。

 粘るイーグルスは5回、この回先頭の太田健一が四球で出塁、一死後漆原進左前打、藤野文三郎右前打で一死満塁、寺内一隆が中前に痛打して二者還り3-7、杉田屋中前打後、バッキー・ハリスの左犠飛で4-7とする。更に6回、先頭の小島利男が右前打、太田健一の一ゴロでランナーが入れ替わり、中河美芳が左中間に二塁打を放って一死二三塁、ここで金鯱ベンチは先発鈴木鶴雄から古谷倉之助にスイッチ、漆原は三振に倒れるが藤野四球で二死満塁、寺内が押出しの四球を選んで5-7と追いすがる。

 金鯱は8回、二死二塁から島の右前タイムリーで8-5とするが、イーグルスは9回、一死後寺内が左前打、杉田屋が右中間を破る三塁打を放ち6-8、ハリスの三ゴロをサード矢野槇雄が一塁に低投して杉田屋が還って7-8。サム高橋吉雄四球で一死一二塁、ここで金鯱・岡田源三郎監督は古谷を落ち着かせるためセンターの島秀之助とレフトの佐々木常助を交換して間を取る、これが効いたか古谷は続く小島利男をショートライナーに打ち取り飛び出した二走ハリスが封殺されてゲッツーとなりゲームセット。金鯱は“岡田マジック”により激戦を制す。

 バッキー・ハリスは前日の4補殺に次いで本日も黒澤俊夫、江口行男、島秀之助と三つの盗塁を刺して3補殺を記録する。快足ランナーを揃える金鯱も意地で走ってくるがハリスの強肩が盗塁を許さない。

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