9月23日 (木) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 セネタース 3勝8敗1分 0.615 野口明
0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1x 2 ジャイアンツ 8勝5敗 0.273 澤村栄治
勝利投手 澤村栄治 2勝2敗
敗戦投手 野口明 3勝6敗
二塁打 (セ)尾茂田2、綿貫 (ジ)澤村
澤村栄治、野口明に投げ勝つ
澤村栄治、野口明共にようやく復調の気配、久々に両雄による投手戦が展開された。
セネタースは初回、一死後苅田久徳が四球で出塁、尾茂田叶が左中間を破る二塁打を放ち苅田が還って1点を先制する。
ジャイアンツは7回まで野口明から7本のヒットを奪うが得点ならず。ジャイアンツは8回、先頭の筒井修が四球で出塁、水原茂が送って、中島治康の右前タイムリーで1-1の同点とする。
澤村は2回にも先頭の綿貫惣司に二塁打を打たれるが後続を断つ。3回以降は立ち直り7回まで無安打、8回は苦手の苅田にヒットを許し、尾茂田にも右翼線に二塁打を打たれるが、9-4-2のリレーで苅田を本塁に刺して得点を許さず。11回表にも尾茂田の内野安打と中村民雄の四球で一死一二塁のピンチを招くが大貫賢、綿貫を連続三振に打ち取る。
ジャイアンツは11回裏、先頭の永澤富士雄が遊失で二塁に進み、山本栄一郎の送りバントで一死三塁、野口明は内堀保の代打前川八郎と澤村を歩かせ満塁策をとる。続く白石敏男の投ゴロはお誂え向きのゲッツーコース、1-2-3と渡りゲッツー引分けかと思われた瞬間、ファースト綿貫が落球。二塁から前川が還ってジャイアンツがサヨナラ勝ちをおさめる。
澤村栄治は延長11回を投げ抜き5安打6四球13三振の力投でようやく今季2勝目。春季リーグ戦6月12日、対金鯱5回戦の12三振を上回る今年自己最高の奪三振数となった。
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