2010年9月3日金曜日

12年秋 イーグルスvs阪急 2回戦

9月20日 (月) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 0 0 0 0 0 0 0 2  イーグルス  7勝5敗        0.583  畑福俊英
2 1 0 0 2 0 0 1 X 6  阪急            6勝5敗1分  0.545  重松通雄 笠松実


勝利投手  笠松実       3勝2敗
敗戦投手  畑福俊英   5勝3敗


二塁打 (イ)ハリス、太田、中河 (阪)堀尾
三塁打 (阪)上田
本塁打 (阪)山下好 2号 


山下好一、二試合連続ホームラン


 イーグルスは初回、二死後バッキー・ハリスが左中間に二塁打、サム高橋吉雄が左前にタイムリーを放ち1-0と先制する。阪急はその裏、一死後黒田健吾が中前打、二死後ジミー堀尾文人が中越え二塁打を放って黒田が還り1-1の同点、更に上田藤夫が右中間に三塁打を放ち2-1と逆転する。

 イーグルスは2回、先頭の太田健一が右中間を抜く二塁打、中河美芳が左前打で続き、漆原進の左前タイムリーで2-2の同点とする。阪急は先発重松通雄から笠松実にスイッチして流れを止めるとその裏、林信一郎遊失、大原敏夫四球から西村正夫がバントヒットを決めて一死満塁、黒田の中犠飛で3-2と再びリードする。

 笠松は3回以降イーグルス打線を3安打無得点に抑える好投を見せる。阪急は5回、先頭の山下好一が四球で出塁、堀尾が送って上田の内野安打で一死一三塁、笠松が左前にタイムリーを放ち4-2、宇野錦次遊失で満塁とし、二番手マスクの島本義文が押出し四球を選んで5-2とする。更に8回、山下好一が二試合連続となる第2号ホームランを左翼スタンドに叩き込んで6-2とダメを押す。山下好一の二試合連続ホームランは恐らく史上初の快挙であるが、この快挙を中距離打者と言われる山下好一が達成したことが後楽園球場の狭さを物語っている。

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