2015年9月3日木曜日

17年 南海vs大洋 12回戦


9月26日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0  南海 38勝39敗 0.494 川崎徳次 石田光彦 長沼要男
0 2 4 0 0 5 0 0 X 11 大洋 47勝25敗5分 0.653 古谷倉之助
 
勝利投手 古谷倉之助 3勝2敗
敗戦投手 川崎徳次   12勝11敗

二塁打 (南)猪子 (大)浅岡、野口二郎、野口明
三塁打 (大)野口明
本塁打 (大)祖父江 1号

勝利打点 佐藤武夫 5

猛打賞 (大)濃人渉 4、野口明(4安打) 2


大洋打線17安打、古谷倉之助は6安打完封

久保田製のニューボールを大洋打線が打ちまくった。この用球で完封した古谷倉之助のピッチングは価値が高い。

 大洋は2回、一死後祖父江東一郎がレフト線にヒット、宇野錦次が四球を選んで一死一二塁、佐藤武夫のレフト線タイムリーで1点を先制、トップに返り中村信一の右前打で一死満塁、濃人渉は一邪飛に倒れて二死満塁、野口二郎の三塁内野安打で2-0とする。

 大洋は3回、先頭の古谷倉之助が中前打、浅岡三郎の右越え二塁打で無死二三塁、祖父江の三ゴロをサード増田敏が一塁に悪送球する間に二者還り4-0、祖父江は二塁に進み、宇野は遊飛、佐藤は三ゴロに倒れるが、トップに返り中村が四球を選んで二死一二塁、濃人が左前にタイムリーを放って5-0、二死一三塁からボークで三走中村が還り6-0とする。

 大洋は6回、先頭の野口二郎が右中間に二塁打、野口明も左中間に二塁打を放ち7-0、古谷のライトライナーを岡本利三が落球、二走野口明は動けず無死一二塁、浅岡の遊ゴロで古谷が二封されて一死一三塁、祖父江がレフトスタンドにスリーランホームランを放って10-0、宇野が中前打、佐藤は四球、トップに返り中村は右飛、濃人の左前打で二死満塁、野口二郎が左前にタイムリーを放ち11-0とする。


 大洋打線は南海の川崎徳次、石田光彦、長沼要男を打ちまくって17安打11得点をあげた。


 大洋先発・古谷倉之助のタテに落ちるドロップは、久保田製の飛ぶボールでも威力を発揮、南海打線を6安打1四球3三振で完封した。


 

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