2015年9月8日火曜日

17年 阪神vs朝日 12回戦


9月27日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0   0  0 阪神 39勝35敗5分 藤村隆男 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0  1X 1 朝日 34勝40敗4分 林安夫

勝利投手 林安夫     22勝18敗
敗戦投手 若林忠志 17勝11敗

二塁打 (神)門前 (朝)広田

勝利打点 室脇正信 2


室脇正信、応召直前のサヨナラ打

 昨日、延長12回0対0で引き分けた両チームはこの日も延長13回の死闘を演じた。

 阪神は3回まで三者凡退。4回、先頭の先頭の塚本博睦が中前に初安打、しかし山口政信は三振、カイザー田中義雄は遊飛、塚本が二盗を決めるが藤井勇はセンターライナーに倒れて無得点。5回も三者凡退であた。

 朝日は2回、二死後岩田次男が四球で出塁、広田修三も左前打を放って一二塁とするが酒沢政夫は遊ゴロに倒れる。5回、一死後広田が左中間に二塁打、しかし酒沢は一ゴロ、斉藤忠二は三ゴロに倒れて無得点。1回、3回、4回は三者凡退であった。

 阪神は6回表、藤村隆男に代わる代打金田正泰が四球で出塁、犠打と盗塁で三塁に進むが後続なく無得点。

 阪神は6回裏から先発の藤村に替わって若林忠志監督がマウンドに上がる。

 阪神は7回表、先頭の田中が三塁内野安打で出塁するが、ピッチャー林安夫からの牽制球にタッチアウト、藤井も二塁に内野安打で出塁するが若林は右飛、野口昇は遊ゴロに倒れて無得点。

 朝日は9回裏、一死後原秀雄が左前にプロ入り初ヒット、早川平一の遊ゴロをショート野口昇がエラー、ピッチャー若林からの牽制球をショート野口が後逸して一死一三塁とサヨナラのチャンス、阪神ベンチはここでレフトを山口から御園生崇男に交代して一息入れると、これが効を奏したか浅原直人は三振、この時早川に代わる代走室脇正信が二盗を決めて二死二三塁、林安夫は四球で二死満塁、しかし岩田に代わる代打景浦賢一は遊ゴロに倒れて延長戦に突入する。景浦は2試合連続満塁のチャンスで代打に起用されたが凡退した。

 阪神は10回表、二死後野口が四球で出塁、乾国雄が左前打を放ち二死一二塁とするが、金田に代わる代打門前真佐人は三振に倒れて無得点。

 阪神は13回表、一死後門前が左中間に二塁打、上田正に代わる代打大島武の一ゴロの間に門前は三進、トップに返り塚本は投ゴロに倒れてこの回も無得点。

 朝日は13回裏、先頭の斎藤が中前打で出塁、トップに返り坪内道則が送りバントを決めて一死二塁、原が右前打から二盗を決めて一死二三塁、このチャンスにン室脇が右前にサヨナラ打を放ち朝日が激戦を制す。


 林安夫は13回を5安打3四球8三振で2試合連続完封、26イニング連続無失点を継続中となった。朝日投手陣は38イニングス連続無失点を継続中である。


 一方、阪神投手陣は52イニングス連続無失点を記録したが、53イニングス目に記録は途切れた。


 この日も飛ぶボールを使う後楽園では2試合で18得点であったが、飛ばないボールの甲子園は2試合で3得点であった。


 大量応召に見舞われた朝日は鬼頭政一、五味芳夫の二遊間コンビが戦場に向かい、キャッチャー伊勢川真澄も明日の試合を最後に兵役に就くこととなり、この日は斉藤忠二がマスクを被った。13回裏にサヨナラ打を放った室脇正信も明日の試合を最後に戦場に旅立つこととなる。


 

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