2015年9月15日火曜日

17年 大洋vs朝日 12回戦


10月1日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 大洋 48勝27敗5分 0.640 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 朝日 34勝41敗5分 0.453 内藤幸三

勝利投手 野口二郎 30勝12敗
敗戦投手 内藤幸三   0勝5敗

勝利打点 野口二郎 9


野口二郎、三者凡退7度で14回目の完封、30勝に乗せる

 このところ後楽園の第一試合は午後1時開始であるがこの試合の開始時間は1時32分であった。「雑記」欄によると「警戒警報が解除」されてから試合開始となって予定より遅れたようだ。この日、米機が来襲したかは不明。


 大洋は3回、先頭の祖父江東一郎は4球ファウルで粘るが空振り、キャッチャー斉藤忠二が捕れず祖父江は一塁に走る。白球を拾いあげた斉藤が一塁に送球、タイミングはアウトであったが悪送球となって一塁セーフ、更にパスボールで祖父江は二進、宇野錦次は一飛に倒れて一死二塁、トップに返り中村信一は四球、濃人渉も四球を選んで一死満塁、野口二郎の右前タイムリーで祖父江が還って1点を先制、野口明が3球ファウルで粘って押出し四球を選び2-0とする。

 朝日先発内藤幸三の無失点記録は26回3分の1でストップした。

 朝日は4回まで三者凡退。3回、4回は2三振であった。5回、先頭の浅原直人が四球を選んで初めての走者を出すが、内藤は右飛、広田修三は捕邪飛、岩田次男は二飛に倒れる。

 6回も三者凡退の朝日は7回、二死後浅原が二塁に初安打となる内野安打、内藤の中前打で二死一三塁、内藤が二盗を決めて二死二三塁と一打同点のチャンス、しかし広田は2打席連続の捕邪飛に倒れて無得点。8回、9回は三者凡退に終わった。


 野口二郎は2安打1四球5三振で今季14度目の完封、30勝に乗せた。三者凡退7度を記録した。打っても決勝打を放ち勝利打点をあげた。


 朝日は伊勢川真澄が応召して斉藤忠二がマスクを被ったが悪送球と捕逸で失点につながった。この後広田修三との併用となる。


 

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