１５年 ライオンvs阪神 １２回戦

11月1日 （金） 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 ライオン ２３勝６４敗４分 0.264 井筒研一 山本秀雄 福士勇
5 0 0 0 0 0 0 0 X 5 阪神      ５３勝３２敗３分 0.624 藤村隆男 若林忠志

勝利投手 藤村隆男 ３勝２敗
敗戦投手 井筒研一 ０勝３敗

勝利打点　伊賀上良平　３


先制攻撃

　阪神は初回、ジミー堀尾文人が四球で出塁、皆川定之は三振に倒れ、本堂保次の三ゴロをサード鬼頭政一が失して一死一二塁、伊賀上良平が中前に先制タイムリーを放って1-0、カイザー田中義雄も中前にタイムリーを放って2-0として一死一三塁、松木謙治郎の一ゴロをファースト灰山元章が一塁ベースカバーの井筒研一に悪送球する間に三走伊賀上に続いて一走田中もホームに還って4-0とする。更に宮崎剛の中前打で二走松木がホームを突くがセンター坪内道則からのバックホームにタッチアウト、しかし松尾五郎が四球を選んで二死一二塁、藤村隆男が左前にヒットを放って二死満塁、トップに返りジミー堀尾文人が左翼線にヒットを放って5-0とする。

　阪神先発の藤村隆男は7回まで4四球を与えたもののライオン打線を1安打に封じ込める。

　ライオンは8回、前田諭治に代わる代打村上重夫が四球で出塁、山本秀雄に代わる代打戸川信夫の三ゴロをサード伊賀上が間に合わない二塁に投げてフィルダースチョイス、トップに返り坪内道則が左翼線にタイムリーを放って1-5とする。

　阪神は9回から万全を期して若林忠志を投入して逃げ切る。藤村隆男は8イニングスを2安打5四球2三振1失点に抑えて3勝目をあげる。

　阪神は初回に5安打を集めて5点をもぎ取り勝負を決めた。2回以降は2安打に終わったため7安打で5得点と効率の良い攻撃を見せた。