11月3日 (日) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 巨人 67勝25敗 0.728 川上哲治 須田博
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神 54勝33敗3分 0.621 木下勇 若林忠志
勝利投手 川上哲治 2勝2敗
敗戦投手 木下勇 15勝11敗
セーブ 須田博 4
二塁打 (巨)白石
勝利打点 川上哲治 15
川上-須田で完封リレー
巨人は意表を突いて川上哲治が先発する。今季このカードの巨人の先発は1回戦、2回戦が中尾輝三で3回戦~10回戦はスタルヒンでした。
巨人は初回、先頭の白石敏男が右中間に二塁打、水原茂は遊ゴロに倒れ、中島治康の深い中飛で白石はタッチアップから三塁に進み、川上哲治が中前に先制タイムリーを放って1-0、これが決勝点となった。
ピッチャー川上は初回を三者凡退、2回は二死後松木謙治郎に右前打を許すが宮崎剛を遊ゴロに打ち取る。3回は先頭の若林忠志に中前打を許し、森国五郎に送られて一死二塁とするが、トップに返りジミー堀尾文人を遊ゴロ、皆川定之を左飛に打ち取る。
巨人は4回から川上をファーストに回し、ファーストの永澤富士雄に代えて須田博が入ってピッチャー。
須田はピリッとしない出来で、4回は伊賀上良平と松木に四球を許し、5回は二失と堀尾の左翼線ヒットで一死一二塁とするが皆川を一ゴロ、本堂保次を三振に打ち取る。6回も先頭の伊賀上に四球を与え、カイザー田中義雄は左前打、松木のバントが内野安打となって無死満塁、しかし宮崎の投ゴロは「1-2-3」と渡ってダブルプレー、若林も二飛に打ち取りここまで無失点。
阪神は7回、先頭の森の二ゴロをセカンド千葉茂がこの日2つ目のエラー、堀尾の投ゴロでランナーが入れ替わり、皆川の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってここもダブルプレー。
阪神は8回、先頭の本堂の遊ゴロを今度はショート白石が一塁に悪送球、伊賀上の投ゴロでランナーが入れ替わり、伊賀上が二盗を決めて一死二塁、田中は右飛に倒れるが松木が四球を選んで二死一二塁、しかし宮崎に代わる代打土井垣武は三振に倒れてこの回も無得点。
須田博は9回の阪神の反撃を三者凡退に抑えて巨人がスミ一を守り抜く。
先発の川上哲治は3回で降板しているが公式記録では勝利投手が記録される。したがって、須田博には当ブログルールによりセーブが記録される。
*巨人は川上-須田の継投で完封リレー。勝利投手は3回で降板した川上哲治に記録されている。
*川上哲治が決勝タイムリーを放った巨人打線。
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