11月1日 (金) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 名古屋 50勝36敗5分 0.581 河村章 村松幸雄
0 0 0 0 1 1 0 0 X 2 黒鷲 43勝42敗4分 0.506 亀田忠
勝利投手 亀田忠 23勝19敗
敗戦投手 村松幸雄 19勝12敗
二塁打 (名)桝 (黒)寺内
勝利打点 なし
6盗塁刺
4回まで1安打無得点の黒鷲は5回、亀田忠、中河美芳が連続三振、しかし寺内一隆が右中間に二塁打、木下政文が中前に先制タイムリーを放って1-0とする。
5回まで4安打を放ちながら無得点の名古屋は6回、先頭の芳賀直一が右前打、桝嘉一が四球を選んで無死一二塁、大沢清は三振に倒れるが吉田猪佐喜が中前打を放って一死満塁、中村三郎の遊ゴロ併殺崩れの間に三走芳賀が還って1-1の同点に追い付く。
黒鷲は6回裏、一死後宗宮房之助が中前打で出塁、トップに返り岡田福吉の右前打で一死一三塁、岡田が二盗に失敗して二死三塁、岩垣二郎の一ゴロをファースト大沢清がエラーする間に三走宗宮が還って2-1と勝ち越す。
名古屋は最終回、先頭の服部受弘が中前打、代走に木村進一を起用、岩本章は三振に倒れ木村が二盗に失敗して三振ゲッツー、最後は村松に代わる代打西沢道夫が三振に倒れて試合終了を告げるサイレンが高々と鳴り響く。
亀田忠は9安打5四球6三振の完投で23勝目をあげる。
亀田は14人の走者を出したが1得点の名古屋の残塁は8個だけであった。ゲッツーが2個と盗塁失敗が3個で「14-1-2-3=8」となります。名古屋が試みた3つの盗塁を全て刺したのは黒鷲のキャッチャー・清家忠太郎であった。清家は昭和14年にはピッチャーとして4試合に登板もしていますので肩は強かったのでしょう。因みにこの試合では名古屋のキャッチャー服部受弘も黒鷲が試みた3つの盗塁を全て刺しています。服部は戦後はピッチャーに転向して20勝を2回記録することとなりますので当然肩は強かった。両チーム合計で6盗塁刺、成功はゼロでした。
*亀田忠は9安打完投で23勝目をあげる。
*両チーム3盗塁刺ずつを記録する。
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