11月3日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 1 0 0 2 6 金鯱 27勝56敗7分 0.325 内藤幸三 古谷倉之助
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名古屋 50勝37敗5分 0.575 西沢道夫
勝利投手 内藤幸三 4勝9敗
敗戦投手 西沢道夫 17勝9敗
セーブ 古谷倉之助 1
二塁打 (金)濃人、森田、柴田
本塁打 (金)黒澤 1号
勝利打点 黒澤俊夫 3
森田実、1ヶ月で3度目の猛打賞
金鯱は3回、二死後室脇正信が死球を受けて出塁、森田実が右前打を放って二死一二塁、ここで黒澤俊夫が右翼スタンドにスリーランホームランを叩き込んで3点を先制する。
金鯱は6回、二死後室脇が四球を選んで出塁、森田が右中間を抜いて室脇が一気に生還、4-0とする。
金鯱は9回、一死後黒澤が四球で出塁、上野義秋は三振に倒れるが、柴田多摩男の中飛をセンター桝嘉一が落球して二死一三塁、古谷倉之助が左前にタイムリーを放って5-0、漆原進も中前にタイムリーを放って6-0とする。
金鯱先発の内藤幸三は4回まで3四球を出すが1安打無失点。5回、中村三郎、服部受弘に連続四球を与えたところで金鯱・岡田源三郎監督は古谷をリリーフに送る。しかし古谷は二塁に牽制悪送球して無死二三塁、ところが古谷は岩本章のピッチャーライナーをハッシと捕むや三塁に送球して飛び出していた中村を刺してダブルプレー。西沢道夫も遊ゴロに打ち取る。
古谷は5回も一死後芳賀直一を四球で出すが、桝のピッチャーライナーをハッシと捕むや一塁に送球して飛び出していた芳賀を刺してダブルプレー。2イニング連続投直ゲッツーは世界記録の可能性があります。今節の技能賞は古谷倉之助で決まりでしょう。
上記のとおり内藤幸三は5回途中で降板していますが公式記録では勝利投手が記録されて4勝目をあげる。二番手の古谷倉之助は5イニングを投げて4安打1四球2三振無失点、現行ルールでは勝利投手が記録されるが当ブログルールによりセーブが記録される。
森田実が5打数3安打1得点1打点で猛打賞を記録する。森田は10月6日の南海戦で3打数3安打、10月26日の翼戦でも5打数3安打と1カ月で3度目の猛打賞を記録した。本日の日本経済新聞朝刊一面左下のコラム「春秋」は、作家・清岡卓行が1949年に日本野球連盟に就職して「猛打賞」を発案したことに触れた上で、使用球の変更を隠蔽した加藤コミッショナーの愚行を痛烈に批判しています。
日経は「かつての連盟の仕事を、清岡さんは『最も好きなものの一つの現場に親しむことのできる職業』と本紙『私の履歴書』に書いた。そんな先輩も泣く、この不実である。」と書いています。
*金鯱は内藤幸三-古谷倉之助の継投で完封リレー。
*森田実が1ヵ月で3度目の猛打賞を記録した金鯱打線。
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