2012年11月30日金曜日

15年 金鯱vsライオン 5回戦


7月2日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 金鯱      13勝31敗4分 0.295 古谷倉之助 中山正嘉
0 0 0 0 0 2 0 1 X 3 ライオン 14勝32敗1分 0.304 福士勇 近藤久

勝利投手 福士勇     6勝11敗
敗戦投手 中山正嘉 6勝16敗

勝利打点 広田修三 2


記録に表れないエラー

 翌日の読売新聞によるとこの試合は記録に表れないエラーにより決したとのこと。真相は実況中継をご覧ください。

 5回まで金鯱先発の古谷倉之助はライオン打線を3安打無失点に抑え、ライオン先発の福士勇は金鯱打線をこちらも3安打無失点に抑えてがっぷり四つで前半を終了した。

 金鯱は6回、一死後古谷の遊ゴロをショート加地健三郎がエラー、長島進が中前打を放って一死一二塁、室脇正信の右前タイムリーで1点を先制する。

 1点リードした金鯱は6回から古谷をファーストに回して中山正嘉をマウンドに送って逃げ込みを図るがこれが裏目に出た。

 ライオンは6回裏、先頭の玉腰年男が四球で出塁、鬼頭数雄は右飛に倒れるが戸川信夫も四球を選んで一死一二塁、井筒研一は三振に倒れるが伊勢川眞澄のピッチャー強襲ヒットで二死満塁、ここで前田諭治に代わる代打広田修三が右前に逆転の2点決勝タイムリーを放って2-1とする。広田がタイムリーを放つ前に捕邪飛を打ち上げたがキャッチャー長島が目測を誤ってファウルとしてしまった。捕邪飛落球はエラーが記録されるが、ミットに触れなかったのでエラーは記録されなかったようだ。これが記録に表れないエラーの一つ目である。

 ライオンは8回から先発の福士に代えて近藤久をマウンドに送る。

 ライオンは8回、先頭の井筒がツースリーから四球を選んで出塁、井筒が二盗を決めて無死二塁、二死後近藤久が右前にタイムリーを放って3-1とする。井筒が四球で出塁する前にファウルチップをキャッチャー長島が捕り損なってファウルとなり、結局井筒を歩かせて3点目を与えることとなった。これが二つ目の記録に表れないエラーであった。


 福士勇は7回を投げて5安打5四球1三振1失点、自責点ゼロで6勝目をあげる。リリーフの近藤久は2イニングを無安打2四球3三振無失点で当ブログルールによりセーブが記録された。








 

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