昭和15年5月21日の名古屋戦1回一死一三塁で大沢清に中前タイムリーを打たれて自責点を記録してから自責点ゼロ記録を続けてきた野口二郎は、6月23日のジャイアンツ戦1回二死二塁で中島治康に中前タイムリーを打たれて約1カ月ぶりに自責点を記録し、連続自責点ゼロ記録は78回で途切れました。
5月21日 名古屋 先発 8回3分の2
5月23日 金鯱 リリーフ 3回3分の2
5月27日 ジャイアンツ 先発 9回
6月1日 タイガース リリーフ 8回
6月3日 ライオン リリーフ 8回
6月7日 名古屋 先発 9回
6月9日 金鯱 リリーフ 7回
6月14日 イーグルス リリーフ 1回
6月15日 ジャイアンツ 先発 9回
6月18日 金鯱 リリーフ 4回
6月21日 イーグルス 先発 9回
6月22日 名古屋 リリーフ 1回
6月23日 ジャイアンツ 先発 3分の2回
連続無失点記録は1958年に金田正一が記録した64回3分の1ですが、野口二郎の記録はどういう位置付けになるのでしょうか。連続自責点ゼロ記録はこれまでカウントされた事は無いようで、「幻の記録」と言えそうです。
この間、自責点の付かない失点は5月21日の名古屋戦での9回に1失点と、6月7日の名古屋戦での3回に1失点が記録されているだけです。
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