2012年11月19日月曜日

78イニングス連続自責点ゼロ



 昭和15年5月21日の名古屋戦1回一死一三塁で大沢清に中前タイムリーを打たれて自責点を記録してから自責点ゼロ記録を続けてきた野口二郎は、6月23日のジャイアンツ戦1回二死二塁で中島治康に中前タイムリーを打たれて約1カ月ぶりに自責点を記録し、連続自責点ゼロ記録は78回で途切れました。

 
5月21日 名古屋            先発         8回3分の2
5月23日 金鯱                リリーフ    3回3分の2
5月27日 ジャイアンツ    先発         9回
6月1日   タイガース       リリーフ    8回
6月3日   ライオン          リリーフ     8回
6月7日   名古屋            先発         9回
6月9日   金鯱                リリーフ    7回
6月14日 イーグルス      リリーフ  1回
6月15日 ジャイアンツ    先発         9回
6月18日 金鯱                リリーフ    4回
6月21日 イーグルス      先発         9回
6月22日 名古屋            リリーフ    1回
6月23日 ジャイアンツ    先発         3分の2回


 連続無失点記録は1958年に金田正一が記録した64回3分の1ですが、野口二郎の記録はどういう位置付けになるのでしょうか。連続自責点ゼロ記録はこれまでカウントされた事は無いようで、「幻の記録」と言えそうです。

 この間、自責点の付かない失点は5月21日の名古屋戦での9回に1失点と、6月7日の名古屋戦での3回に1失点が記録されているだけです。





 

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