7月1日 (月) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 1 0 0 0 2 5 名古屋 26勝16敗4分 0.619 西沢道夫 村松幸雄
1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 イーグルス 24勝21敗2分 0.533 亀田忠
勝利投手 村松幸雄 11勝5敗
敗戦投手 亀田忠 13勝11敗
勝利打点 吉田猪佐喜 6
吉田猪佐喜4打数2安打2打点
名古屋は初回、一死後村瀬一三が四球で出塁、桝嘉一が中前打を放ち、大沢清が四球を選んで一死満塁、吉田猪佐喜が右前に先制タイムリーを放って1-0、ピッチャー亀田忠の二塁牽制球が悪送球となる間に三走桝が生還して2-0、二走大沢も三塁ベースを蹴ってホームを狙うが白球を拾い上げたショート山田がバックホームしてタッチアウト。
イーグルスは1回裏、先頭の岡田福吉が左前打を放って出塁、岩垣二郎の一ゴロでランナーが入れ替わり、中河美芳の中前打で一死一二塁、亀田の中前タイムリーで岩垣が還って1-2、なお一死一三塁で谷義夫が右飛を打ち上げ、三走中河がタッチアップからホームを狙うがライト吉田からのバックホームにタッチアウト。
名古屋ベンチは初回に3安打された先発の西沢道夫を早くも降板させて二番手として村松幸雄を注ぎ込む。
2回~4回は無安打だった名古屋は5回、二死後石田政良の遊ゴロをショート山田がエラー、村瀬の右前打で石田が三塁に進んで二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行、キャッチャー清家忠太郎からの二塁送球をカットしたショート山田がバックホーム、タイミングはアウトであったが清家がこれを落球する間に三走石田がホームインして3-1とする。石田と村瀬の進塁は清家のエラーによるものと記録されており、盗塁は記録されていない。
イーグルスは7回、先頭の谷義夫の遊ゴロをショート村瀬がエラー、一死後一死後キャッチャー三浦敏一からの牽制球が悪送球となって谷は二進、太田健一の遊ゴロを村瀬がこの回2個目のエラーする間に二走谷が三塁ベースを蹴ってホームを駆け抜け2-3と追いすがる。
名古屋は9回、一死後村瀬が四球を選んで出塁、桝は三振に倒れるが大沢が得意の右打ちを見せて右前に運び二死一三塁、吉田の中前タイムリーで4-2、中村三郎が四球を選んで二死満塁、三浦が押出し四球を選んで5-2と突き放して試合を決める。
2回からリリーフ登板した村松幸雄は8イニングを投げて4安打1四球1三振の好投をみせる。
名古屋は今季これまで亀田忠には0勝4敗であった。1回戦、2回戦は完投負け、3回戦は完封負け、4回戦も完投負け、5回戦は延長11回を完投されて引分け。6回戦目にしてようやく一矢を報いた。
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