6月23日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 3 0 0 0 0 0 5 名古屋 24勝16敗2分 0.600 西沢道夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金鯱 12勝28敗3分 0.300 中山正嘉 内藤幸三
勝利投手 西沢道夫 7勝5敗
敗戦投手 中山正嘉 5勝14敗
勝利打点 吉田猪佐喜 5
西沢道夫、7安打完封&2打点
名古屋は初回、先頭の石田政良が四球で出塁、村瀬一三、桝嘉一は連続三振に倒れるが大沢清がストレートの四球で二死一二塁、吉田猪佐喜が右前に先制タイムリーを放って1-0としてなお二死一三塁、ここで一走吉田がディレードスチールを敢行、金鯱守備陣が吉田を深追いする間に三走大沢がホームを陥れて2-0、吉田はタッチアウトとなってスリーアウトチェンジ。形はダブルスチールとなるが、吉田には盗塁死が記録されており、重盗の片割れには盗塁は記録されないので大沢の生還はキャッチャーからの送球の際の進塁と扱われて本盗は記録されない。
名古屋は4回、先頭の大沢がストレートの四球、吉田は右飛に倒れるが中村三郎はストレートの四球、パスボール後、三浦敏一も四球を選んで一死満塁、芳賀直一の遊ゴロの間に三走大沢が還って3-0、なお二死二三塁から西沢道夫が左前に2点タイムリーを放って5-0とする。
金鯱先発の中山正嘉は4イニングを3安打に抑えたが5四球とコントロールが乱れ、名古屋の得点は全て四球で出した5人の走者が還ったものであった。5回からリリーフした内藤幸三は5イニングを無安打3四球1三振無失点の好投を見せる。
西沢道夫は7安打3四球3三振で今季3度目の完封、7勝目をあげる。勝利投手となるのは5月20日以来約1カ月ぶり、完封勝利は3月19日以来約3カ月ぶりとなる。西沢は打っても4打数2安打2打点、名古屋が放った3本のヒットのうち2本を記録した。
金鯱は7安打を放ちながら3安打の名古屋に完敗。五番森田実、六番竹林実が4打数2安打を放つが打線がつながらず、2回の一死一塁、6回の無死一塁をいずれも併殺で潰したのが響いた。
*西沢道夫は7安打完封で7勝目をあげる。
*3安打ながら中山正嘉が出した5つの四球を全て得点に結びつけた名古屋打線。
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