6月22日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 セネタース 25勝14敗4分 0.641 三富恒雄 野口二郎 浅岡三郎
0 1 0 0 0 1 1 3 X 6 名古屋 23勝16敗2分 0.590 松尾幸造
勝利投手 松尾幸造 6勝5敗
敗戦投手 三富恒雄 0勝1敗
二塁打 (名)大沢
勝利打点 三浦敏一 4
松尾幸造、86球で2安打完封
名古屋は2回、大沢清、吉田猪佐喜が連続四球で無死一二塁、セネタース苅田監督は早くも先発の三富恒雄を下げてファーストの野口二郎をマウンドに送る。中村三郎の三ゴロは「5-4-3」と転送されてゲッツー、二死三塁から三浦敏一が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。
セネタースは3回から野口を1イニングでファーストに戻して浅岡三郎をマウンドに送る。
名古屋は6回、先頭の石田政良が中前打で出塁、村瀬一三が送って一死二塁、桝嘉一が四球でつないで一死一二塁、大沢清が右前にタイムリーを放って2-0とする。
名古屋は7回、先頭の芳賀直一の遊ゴロをショート柳鶴震がエラー、松尾幸造のピッチャー強襲ヒットで無死一二塁、セネタースはファーストの野口をベンチに下げて小島二男と交代、トップに返り石田が三塁に内野安打、無死満塁から村瀬の右飛をライト山崎文一が落球する間に芳賀が還って3-0とする。
名古屋は8回、先頭の吉田がストレートの四球を選び代走に高木茂を起用、中村の右前打で無死一二塁、三浦の左飛をレフト織辺由三が逸らす間に二走高木が還って4-0、芳賀直一が中前にタイムリーを放って5-0、松尾は遊飛に倒れて一死一二塁、石田の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるが何とセカンド苅田が一塁に悪送球、この間に二走三浦が還って6-0とする。
松尾幸造は快調なピッチングを続け、5回まで50球、8回に17球を要したが結局86球で2安打2四球1三振、今季3度目の完封で6勝目をあげる。
セネタースは4つのエラーで失点を重ねた。セネタースは21日から四連戦が組まれており明日はジャイアンツ戦なので今日は昨日完封した野口二郎を使いたくなかったが2回途中に投入、野口はタイムリーを打たれたが自責点は三富恒雄に記録されるので1イニングを投げて自責点ゼロで連続自責点ゼロ記録を77回3分の1に伸ばした。
*快調なピッチングを見せた松尾幸造は今季3度目の完封で6勝目をあげる。
*松尾幸造に86球でひねられたセネタース打線。
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