月間MVP
投手部門
セネタース 野口二郎 1
野口二郎は今月、11試合に登板して7勝1敗3完封。73回を投げて、34安打12四球63三振、防御率0.25、WHIP0.63、奪三振率7.77であった。先月から78イニングス連続自責点ゼロを記録した。
松尾幸造は6試合に登板して4勝1敗2完封。43回を投げて、21安打14四球12三振、防御率0.21、WHIP0.81、奪三振率2.51であった。月間で自責点1という安定味を見せた。
スタルヒンは7試合に登板して5勝2敗2完封。51回3分の2投げて、23安打16四球30三振、防御率0.87、WHIP0.75、奪三振率5.29であった。
三輪八郎は5試合に登板して3勝0敗2完封。33回3分の2投げて、16安打19四球15三振、防御率1.07、WHIP1.04、奪三振率4.09と飛躍をうかがわせる内容であった。
野口二郎は唯一の敗戦がスタルヒンと投げ合ったジャイアンツ戦ではあったが圧倒的な内容であった。松尾幸造のピッチング内容が円熟味を見せてきている。無理に三振を取りに行かなくなり四球で自滅することがなくなった。
打撃部門
ジャイアンツ 川上哲治 2
川上哲治は今月、13試合に出場して47打数18安打10得点9打点、打率3割8分3厘、出塁率4割7分3厘、長打率5割7分4厘、OPS1.047であった。
一方、鬼頭数雄は14試合に出場して55打数24安打7得点9打点、打率4割3分6厘、出塁率4割7分5厘、長打率5割2分7厘、OPS1.002であった。
月間首位打者の鬼頭数雄の3カ月連続月間MVPを阻んだのは川上哲治であった。鬼頭は14試合中無安打は1試合だけという安定ぶりであった。川上は13試合中4試合が無安打であったが今月8個の四球を選んでいる。これが鬼頭に匹敵する出塁率につながりOPSで鬼頭を上回る要因となった。
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