今節はイーグルスが快進撃を見せて4勝1敗、ジャイアンツが4勝1敗、セネタースが2勝1敗1分、南海が2勝2敗、阪急が2勝2敗、タイガースが2勝2敗、名古屋が1勝2敗、ライオンが1勝3敗、金鯱が0勝4敗1分であった。
週間MVP
投手部門
ジャイアンツ スタルヒン 3
10日の名古屋戦は完封勝利、16日のタイガース戦は粘って逆転サヨナラ勝ちを呼び込む完投勝利、18日のイーグルス戦でも好リリーフで今節3勝をあげて首位を行くジャイアンツの原動力となる。
ライオン 近藤久 1
16日の南海戦で9回二死まで無安打無得点の快投で1安打完封勝利を飾る。
イーグルス 長谷川重一 1
9日のライオン戦、14日のセネタース戦で連続完投勝利。打ってもライオン戦では5打数3安打3得点で夏季シリーズ18打数6安打3割3分3厘の活躍を見せる。
打撃部門
イーグルス 岩垣二郎 1
今節20打数8安打3得点4打点3四球4盗塁。15日のタイガース戦では7回に決勝タイムリー、16日の金鯱戦では9回に逆転の決勝タイムリーを放ち2試合連続で勝利打点を記録して快調イーグルスを引っ張る。夏季シリーズ34打数12安打3割5分3厘。
セネタース 苅田久徳 2
今節11打数5安打5得点2打点6四球2盗塁、二塁打2本、本塁打1本。18日の金鯱戦では5打席連続出塁するなど今節出塁率6割4分7厘をマークする。夏季シリーズ30打数11安打3割6分7厘。
ライオン 鬼頭数雄 2
今節15打数9安打2得点3打点2四球1盗塁、二塁打1本、三塁打1本。夏季シリーズ34打数18安打5割2分9厘。今季通算160打数62安打3割8分8厘。
ジャイアンツ 川上哲治 2
今節18打数10安打6得点5打点4四球、二塁打2本、三塁打1本、本塁打1本。夏季シリーズ34打数16安打4割7分1厘。今季通算151打数52安打3割4分4厘。いよいよ鬼頭数雄との首位打者争いが佳境に入ってきた。
殊勲賞
ジャイアンツ 楠安夫 1
16日のタイガース戦で9回裏、逆転サヨナラ二塁打を放って前日3失策の雪辱を果たす。
南海 天川清三郎 1
14日の名古屋戦で1失点の完投勝利。打っても3打数2安打の活躍を見せる。
名古屋 芳賀直一 2
18日のライオン戦で満塁走者一掃の二塁打を放つ。筆者も学生時代、神戸大学との定期戦で満塁走者一掃の二塁打を打ったことがあります。
敢闘賞
南海 清水秀雄 1
18日の阪急戦で毎回の13奪三振で完投勝利を飾る。
イーグルス 木下政文 1
今節19打数6安打3得点3打点1四球、三塁打1本。打順は下位ではあるが、岩垣二郎と共に快調イーグルスを引っ張る。
技能賞
ライオン 前田諭治 1
16日の南海戦で決勝の押出しを含む3四球を選ぶ。
イーグルス 中河美芳 4
投げては15日のタイガース戦で88球の完投勝利。走っては16日の金鯱戦でトリックプレーを見せて岩垣二郎のホームスチールを誘うなど、相変わらず変幻自在の活躍を見せる。
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