8月9日 (日) 西京極
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 2 1 0 0 2 5 阪急 34勝29敗2分 0.540 笠松実
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 南海 35勝33敗 0.515 神田武夫
勝利投手 笠松実 11勝11敗
敗戦投手 神田武夫 19勝14敗
二塁打 (急)森田、上田、山下好一
三塁打 (南)岩本
勝利打点 黒田健吾 6
被安打16
神田武夫が阪急打線に16本のヒットを許した
4回まで南海先発の神田に5安打を浴びせながら無得点の阪急は5回、二死後フランク山田伝が四球を選んで出塁、上田藤夫の右前打で二死一三塁、黒田健吾が左前に先制タイムリーを放って1-0、山下好一も中前にタイムリーを放ち2-0とする。
阪急は6回、先頭の森田定雄が左前打、レフト猪子利男がファンブルする間に打者走者の森田は二進、池田久之のライト線タイムリーで3-0とする。
南海は6回裏、一死後岩本義行が左中間に三塁打、国久松一の遊ゴロの間に岩本が生還して1-3、更に岡村俊昭が右前打、ライト中島喬がこの打球を後逸する間に岡村は三塁に進み、中野正雄の左前タイムリーで2-3と詰め寄る。
阪急は9回、一死後山田が一塁線にバントヒット、上田の左中間二塁打で山田が一気にホームに還って4-2、黒田は遊直に倒れるが、山下好一のレフト線に二塁打で5-2として試合を決める。
笠松実は6安打3四球2三振の完投で11勝目をあげる。
翌日の読売新聞によると「阪急は球威のない神田を攻めて」とのことで、神田武夫には球威ががなく、阪急打線に16安打を浴びた。フランク山田伝、上田藤夫、森田定雄が3安打の猛打賞。黒田健吾、山下好一、池田久之も2安打を放ち6人がマルチヒットを記録した。
南海では好調を持続する柳鶴震が3盗塁を記録した。
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