2015年7月30日木曜日

17年 巨人vs阪急 10回戦


8月16日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 2 0 0 0 3 巨人 48勝19敗3分 0.716 須田博
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 35勝33敗2分 0.515 笠松実

勝利投手 須田博 13勝5敗
敗戦投手 笠松実 12勝13敗

二塁打 (巨)楠、川上 (急)山田

勝利打点 中島治康 13


夏季リーグ最終戦

 いよいよ夏季リーグ戦最終戦となった。

 巨人は初回、先頭の呉波の二ゴロをセカンド上田藤夫がエラー、呉が二盗を決めて水原茂の三ゴロの間に三進、川上哲治は四球を選んで一死一三塁、中島治康の右犠飛で1点を先制する。

 巨人は6回、先頭の呉が中前打で出塁、水原が四球を選んで無死一二塁、川上のレフト線二塁打で2-0、中島がこの日2本目の犠飛をライトに打ち上げて3-0とリードを広げる。

 阪急キラーの須田博は6安打5四球4三振で今季4度目の完封、13勝目をマークした。笠松実も5安打5四球1死球1三振の完投であった。


 夏季リーグ戦各35試合の成績は、巨人24勝8敗3分、大洋20勝12敗3分、阪神18勝16敗1分、阪急17勝18敗、朝日16勝18敗1分、名古屋14勝20敗1分、南海13勝22敗、黒鷲11勝19敗5分であった。首位打者は岩本義行と川上哲治が争っていたが、終盤固め打ちを見せた呉波が123打数37安打3割1厘と唯一の三割打者となって逆転した。春夏通算の首位打者は依然として岩本義行2割9分7厘で、二位は坪内道則2割8分となっている。



 

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