2015年4月15日水曜日

17年 大洋vs巨人 8回戦


7月11日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 大洋 26勝17敗3分 0.605 三富恒雄
1 1 0 0 0 0 0 0 X 2 巨人 33勝14敗1分 0.702 広瀬習一

勝利投手 広瀬習一 14勝5敗
敗戦投手 三富恒雄   7勝7敗

二塁打 (大)三富 (巨)水原

勝利打点 伊藤健太郎 4


伊藤健太郎、攻守に活躍

 大洋は今季巨人から2勝をあげている三富恒雄、巨人は上位チームでは唯一大洋戦によく登板する広瀬習一が先発。午後2時55分、池田豊主審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、先頭の白石敏男がいきなりバントヒット、苦手の三富に揺さぶりをかける。これが効を奏したか続く水原茂も中前打、しかし期待の川上哲治は中飛、中島治康は三振に倒れる。ここで楠安夫が四球を選んで二死満塁、伊藤健太郎が右前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 巨人は2回、二死後白石が左前打で出塁すると二盗に成功、水原がライト線に二塁打を放って2-0とする。

 大洋は巨人先発の広瀬に抑えられて3回まで無安打。4回、先頭の濃人渉が四球で出塁、浅岡三郎は三振に倒れるがスリーストライク目に濃人が二盗に成功、野口明も三振、二死二塁から村松長太郎が左前打、二走濃人は三塁ベースを蹴ってホームに突っ込むがレフト伊藤からのバックホームにタッチアウト。5回は一死後三富が左中間に流し打って二塁打、しかし佐藤武夫は三ゴロ、織辺由三は左飛に倒れてこの回も無得点。

 大洋は6回、一死後濃人が四球を選んで出塁、浅岡も四球で一死一二塁、野口明は左前打を放ち一死満塁、村松の三ゴロ併殺崩れの間に三走濃人が還って1-2と詰め寄る。

 しかし広瀬習一は7回から9回まで走者を出しながらも踏ん張り、4安打6四球2三振の完投で14勝目をあげる。


 先制&決勝のタイムリーを放った伊藤健太郎は4回には見事な補殺も決めて、攻守に活躍した。




 

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