2015年4月29日水曜日

17年 阪急vs黒鷲 8回戦


7月15日 (水) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 26勝21敗2分 0.553 天保義夫
0 0 1 0 0 0 0 3 X 4 黒鷲 12勝35敗3分 0.255 畑福俊英

勝利投手 畑福俊英 2勝4敗
敗戦投手 天保義夫 2勝4敗

三塁打 (黒)木下

勝利打点 なし


畑福俊英、完封と決勝ホームスチール

 畑福俊英の「怪人伝説」がまた一つ増えた。阪急を4安打完封したこの試合で、決勝のホームスチールを決めたのでした。

 阪急は初回、一死後上田藤夫がストレートの四球で出塁、しかし黒田健吾の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。

 阪急は3回、先頭の日比野武が四球で出塁、中村栄は二飛に倒れて一死一塁、天保義夫の二ゴロが「4-6-3」と渡って又もダブルプレー。今日も畑福のナックルが冴えているようだ。

 黒鷲は3回裏、先頭の畑福が三塁に内野安打、トップに返り山田潔が送って一死二塁、寺内一隆監督は三振、玉腰忠義の中前打で畑福は三塁にストップして二死一三塁、ここでダブルスチールを決める。畑福の本盗が決勝点となった。

 4回~7回は無安打だった黒鷲は8回、先頭の畑福が左前打を放って出塁、トップに返り山田も左前打、寺内の投前バントはピッチャー天保が三塁に送球して畑福は三封、玉腰は三振に倒れて二死一二塁、ここで四番木下政文が左中間を深々と破る三塁打、二者還って3-0、富松信彦の左前タイムリーで4-0として試合を決める。


 畑福俊英は4安打1四球3三振で今季2度目の完封、2勝目をあげる。3回には巨体を揺すって玉腰とダブルスチールを決め、決勝ホームスチールを記録した。8回の追加点のきっかけとなったのも先頭打者畑福のレフト前ヒットであった。これが木下政文の試合を決める三塁打につながるのである。


*畑福俊英は阪急打線を4安打に抑える完封。





*黒鷲3回の攻撃、三走畑福、一走玉腰の場面でダブルスチールをきめた。



 

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