2015年4月28日火曜日

17年 巨人vs南海 8回戦


7月15日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 2 0 0 1 0 0 4 巨人 35勝15敗1分 0.700 須田博
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 南海 30勝21敗 0.588 神田武夫 石田光彦 長谷川善三

勝利投手 須田博       9勝3敗
敗戦投手 神田武夫 15勝10敗

二塁打 (巨)白石
三塁打 (巨)呉

勝利打点 なし


須田博 9勝目


 もはや首位攻防戦とは言えない4.5ゲーム差がついた巨人vs南海8回戦は須田博と神田武夫の先発で午後2時58分、島秀之助主審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は2回、五番に入った先頭の白石敏男がレフト線にヒット、楠安夫の中前打で白石は三塁に進み無死一三塁、伊藤健太郎は三振に倒れて一死一三塁、坂本茂の打席で神田が痛恨のボークを犯して白石が生還、1点を先制する。

 巨人は4回、一死後坂本がライト線にヒット、須田の三塁内野安打で一死一二塁、トップに返り呉波が右中間に三塁打を放ち3-0とする。

 南海は4回裏、先頭の国久松一が三前にセーフティバントを決めて出塁、猪子利男が送って一死二塁、北原昇は三ゴロに倒れるが、岩本義行が中前にタイムリーを放って1-3と詰め寄る。
 南海は5回から先発の神田に代えて石田光彦をマウンドに送る。


 しかし巨人は7回、一死後白石がセンター左奥に二塁打、楠は投ゴロに倒れて二死二塁、伊藤の二ゴロを名手北原がエラーする間に白石が還り4-1とする。

 須田博は南海打線を2安打に抑え、2四球1死球無三振の完投で9勝目をあげる。


 トップに返り咲いた呉波は4打数2安打、五番に入った白石敏男も4打数2安打。イチローが王の通算得点記録を抜いたように、一番打者はクリーンナップに比べて得点が多いのが常ですが、一番呉の得点ゼロに対して五番白石は2得点をマークし勝利に貢献した。


 これで5.5ゲーム差、この試合を南海が勝って3.5ゲーム差に詰めていればペナントレースの行方は分からなかったかもしれない。



 

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